バラの冬剪定、抑えるポイントはたったの3つ! 難しく考えなくていいシンプル管理術に感謝の声が続々「こんなに切って良いのか」(1/2 ページ)

自分にもできそう!

» 2024年02月12日 08時00分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]

 バラの剪定をしたいけれど、冬場は特にどうやってやればいいのかわからない……。そんな悩みを一発で解消してくれる、シンプルでわかりやすいバラの冬剪定の方法がYouTubeチャンネル「ともHOME」に投稿されました。動画は記事執筆時点で7万5000回以上再生され、たくさんの感謝の声が寄せられています。

バラの冬剪定 永久保存版です

ややこしいバラの冬剪定をわかりやすく解説

 投稿主のともさんはガーデニングが趣味で、自宅の庭や室内でたくさんの植物を育てています。そんなともさんは今回、「今のうちにやっておきたい園芸作業」の1つであるバラの冬剪定について教えてくれるそうです。

 バラは大小さまざまな種類がある上に、剪定には人それぞれのやり方がある様子。そのためかややこしくて難しく、さまざまなサイトや動画を見てもいまいちやり方がよくわからない……という人も少なくないようです。ともさんはそんなバラの剪定に関する悩みを抱えている人に向けて、実際に剪定をしながら抑えるべき3つのポイントを教えます。

ポイントは?

 まず剪定するのは、大きなバラであるディスタントドラムス。大きなバラは枝を切る前に、まずは葉を全て手でむしってしまいましょう。まだ青々しい葉をむしるのはかわいそうにも思えますが、バラの葉はもともと冬に落ちること、春に出る新芽の邪魔になってしまうこと、菌や虫が残っている可能性があることから、古い葉はむしってしまった方がバラのためになるのだそうです。

最初に葉を全部取ってしまう まずは全ての葉をむしり取ります

 その後は春の開花が咲きそろうように、高さをそろえて枝を切ります。枝を切る場所は外側に付いていた葉の付け根にある芽の部分、「外芽」の上を目安にします。外芽から生えた芽は外側に向けて伸びて行くため、外芽を残しておけば枝が込み合ってしまうことを避けられるのだとか。細い枝が残っていたら根元から切ってしまってOKで、植え替えをする場合は枝を切り終わったタイミングで行うと良いそうです。

切る前の枝の外芽に白い丸 外芽の数センチ上を切ります
植え替えるなら 剪定完了です、さっぱりしました

ミニバラの管理方法も

 次にミニバラの剪定に取り掛かります。ミニバラは丈夫で花持ちが良いかわりに少々枝が暴れやすいこと、そして小さくて全ての葉をむしるのは大変であることから、芽の向きは気にせずに同じ高さで枝を切れば良いとのこと。細い枝に関しては根元から切り去りつつ、全ての枝を同じ高さで切っていきます。そして最後に残った葉を取り、剪定完了です。

ミニバラは芽の向き お次はミニバラ、ばっさり切るのがコツです
細い枝はいらないので 細い枝はどんどん切ってしまいましょう
ミニバラの冬剪定もできました ミニバラの剪定も完了しました

 インフィニティローズも基本の作業は同じですが、枝分かれして細かくなっているところはバッサリとカット。葉を取りつつ、同じ高さに切りそろえていきます。根元から新しく生えている芽に関しては取り去っても、残しても良いそうです。

インフィニティローズとフラワーカーペットローズ インフィニティローズ(右)とフラワーカーペットローズ(左)も剪定します
剪定したインフィニティローズ、緑色の鉢 インフィニティローズもすっきりです

 最後は横に広がるバラ、フラワーカーペットローズ。もともと枝が短いため、枝先を切り落とすイメージで長さをそろえていきます。他のバラと同じく最後に葉を取りますが、取れる範囲で取るイメージで良く、全ての葉を取る必要はないそうです。

剪定したカーペットローズ フラワーカーペットローズの場合、新しい芽は残しておいても良いそうです

 剪定が完了した後は、土の表面を掃除します。植え替えをする場合は不要となる作業ですが、枯れ葉や古い肥料などを落とすことで病害虫や古い肥料が置きっぱなしになってしまうことを防げるのだとか。そして落とした分の土を追加し、バラの冬剪定は完了です。

地表の掃除が完了 最後は土の表面をこそげ落とし、落とした分の土を追加して完了です!!

簡単な剪定方法に感謝の声が続々!

 今回ともさんが教えてくれたバラの冬剪定のポイントは、「葉を全部取る」「枝の高さをそろえて切る」「細い枝や交差した枝は根元から切る」の3点。剪定というと難しそうに聞こえますが、とにかく難しく考えず、同じ高さで切ることを意識して挑戦してみるとよさそうです。

 バラの冬剪定をわかりやすく説明してくれるこちらの動画には、「バラの剪定をしたいなと思って、いくつか動画を見たのですがともHOMEさんのこの動画がすごーーーく分かりやすかったです」「こんなに切って良いのか!! と勉強になりました」といった、たくさんの感謝の声が寄せられています。

 ともさんはYouTubeチャンネル「ともHOME」とX(Twitter)(@HOME29866495)にて、ガーデニングのコツや季節ごとのおすすめの花などを紹介しています。

冬でも楽しめる葉牡丹とリーフの寄せ植え
雪降る冬でも頑張らない園芸
室内で楽しむ冬の園芸

画像提供:YouTubeチャンネル「ともHOME

三日月 影狼

オススメ記事

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/27/news008.jpg 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  2. /nl/articles/2404/27/news009.jpg しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  3. /nl/articles/2404/27/news005.jpg “女子小学生”がメンズカットしたら……「え!」 その驚きの大変身に「な、なに!?」「絶対モテる」と反響
  4. /nl/articles/2404/27/news003.jpg 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  5. /nl/articles/1901/08/news126.jpg 正体不明の「なにかふしぎなもの」がハードオフで販売→Twitterで情報集まり正体が判明
  6. /nl/articles/2404/28/news005.jpg 「とんでもないものが売ってた」 ハードオフに“33万円”で売られていた「まさかの商品」に思わず仰天
  7. /nl/articles/2401/18/news035.jpg 「起動しません」 ハードオフで4000円のジャンクPS4購入→電源入れると“驚きの結果”に「そんなことあるんだ」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  10. /nl/articles/2404/28/news019.jpg 「ワンピース」ナミに扮したイタリアのコスプレイヤーが麗しい! 「完璧」「美しい!」と称賛
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」