スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」(1/2 ページ)

※ミミズや虫が苦手な人は閲覧注意。

» 2024年03月01日 20時30分 公開
[土屋真理菜ねとらぼ]

 スーパーで半額シールを貼られて売れ残っていたカニ。自宅の水槽に入れてみた結果を映した動画がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で220万再生を突破。「生き物を慈しむ優しさに涙が」「温かな気持ちになりました」と反響が集まっています(ミミズや虫が苦手な人は閲覧注意です)。

スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたらヤバかった!!

スーパーで売れ残っていた「クリガニ」

 ある日、投稿者さんが閉店間際の鮮魚スーパーに行ったときのこと。1匹だけ売れ残っている「クリガニ」に目が止まり、どことなく惹きつけられる感覚があったといいます。

 そのカニをよく見るとまだ微かに息があり、投稿者さんは購入して飼育してみることにしました。ただ帰るまでに時間がかかる距離だったため、心配になった投稿者さんは近くで海水をくむことに。その中にカニさんを入れ、「頑張れ」と声をかけながら様子を見ます。

スーパーで売れ残っていたカニ スーパーで売れ残っていたクリガニ

 投稿者さんによると、魚と違ってカニはエラの中に残っているわずかな水分を口やエラを動かすことで呼吸ができるそうですが、そのときに空気と水が混ざり合って泡立つことがあるとのこと。自宅に着いた際、カニさんは元気がなく口の周りが泡立っており、苦しくてギリギリの状態だったようです……。

スーパーで売れ残っていたカニ お家に到着、元気がありません

クリガニを水槽に入れると……

 それから投稿者さんは、人工海水の素や岩を入れて水をはった水槽に、カニさんをゆっくりと入れます。すると、少しずつ口の周りを動かしはじめたカニさん。人工海水の粒子が舞っていることで、海水を取り込んでエラ呼吸ができているようです。なお、クリガニは冷たい海に生息する個体なので、エアコンで室温を下げ、飼育環境を合わせているとのこと。

 そしてカニさんにエサ(青イソメ)をあげると、ハサミを動かして上手に食べてくれました! すっかり活力を取り戻し、水槽内を移動するようになったカニさん。数時間前まで瀕死の状態でスーパーに売られていたとは思えないほど、元気な姿にひと安心です。

元気を取り戻したカニさんの姿に反響

 コメント欄には、「半額からの生還、何て強運なんだろう」「野生動物の『生きる』と言う本能に凄く感動しました」「肉、魚を本当に有り難く食べないといけないって分からせてもらえる動画」「長生きしてくれると良いですね」「めちゃくちゃ優しい飼い主さん」といった声がたくさん寄せられています。

スーパーで売れ残っていたカニ 水槽に入れました
スーパーで売れ残っていたカニ ごはん食べてくれた!!!!
スーパーで売れ残っていたカニ 1週間後も元気いっぱいです!
鮮魚スーパーで売れ残っていたカニのその後と生命力がスゴすぎる!!

 投稿者である、もりぽこさんのYouTubeチャンネル「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」には、カニさんの日々のお世話の様子や、水槽のメンテナンスについても別動画で見られる他、以前保護したフグさんの姿も公開中(関連記事)です。

 また、X(Twitter/@emas_channel)、Instagram(emas_channel)にも、生き物やアクアリウムの動画が発信されています。

スーパーで売れ残っていたカニ 活発に動きます
スーパーで売れ残っていたカニ イカゲソをあげてみる
スーパーで売れ残っていたカニ 好みじゃないみたい
スーパーで売れ残っていたカニ 実は女の子でした
スーパーで売れ残っていたカニ 長生きしてねー!
釣り人に捨てられたフグを保護。その後の姿がこちら..
超危険な猛毒タコを捕まえて飼育してみると...
四角い潮溜りでガサガサしたらある生き物が捕れたので...!!

画像提供:YouTubeチャンネル「Gエマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」さん

オススメ記事

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. /nl/articles/2411/20/news049.jpg 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. /nl/articles/2411/20/news222.jpg ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  4. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  5. /nl/articles/2411/20/news054.jpg 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  6. /nl/articles/2411/20/news050.jpg プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  7. /nl/articles/2411/21/news083.jpg 間寛平、33年間乗り続ける“希少な国産愛車”を披露 大の車好きで「スカイラインGT-R R34」も所有
  8. /nl/articles/2411/21/news085.jpg 「もしかしてネタバレ?」 “timeleszオーディション”候補者がテレビ局を退社 ディズニーの“船長”としても話題
  9. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
  10. /nl/articles/2411/21/news018.jpg グルーミングが出来ない生まれたての子猫、とんでもない体勢になり…… 想像以上のへたくそっぷりに「どこにも届いてないww」「反則級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた