立体刺しゅうで作った「魔女の宅急便」の黒猫・ジジ フワモコな仕上がりのかわいさに「参考にします」「やってみたい!」(1/2 ページ)

今にもしゃべり出しそう……!

» 2024年03月20日 07時00分 公開
[川上酒乃ねとらぼ]

 毛糸を材料にした立体刺しゅう“パンチニードル”で作った「魔女の宅急便」の黒猫・ジジの制作動画がYouTubeで公開されました。フワモコで立体的な仕上がりに「めちゃくちゃかわいいいいい!!」などの声が寄せられており、記事執筆時点で9万5000回以上再生されています。

【初心者】もこもこで可愛い立体刺繍!魔女の宅急便のジジを刺繍してみた

パンチニードル技法でキャラクター刺しゅうを制作

 動画は、このみんさんが運営するYouTubeチャンネル「このみんTV」で公開。このみんさんは極太のニードルを生地に刺すだけで刺しゅうが制作できる「パンチニードル」技法を用いて、刺しゅう糸や毛糸からさまざまなキャラクターの作品を作り出しています。

「魔女の宅急便」に登場するジジの制作過程を公開

 今回は「魔女の宅急便」に登場するジジの制作過程を公開。まず初めに、図案が描かれた生地をフープと呼ばれる枠にセットし、3.5センチの針で黒目から刺していきます。

 刺しゅうは針を刺す方をステッチ面、裏側をループ面といい、今回はジジを立体的にするためループ面をメインに仕上げていきます。黒目部分を刺し終わったらループ面をチェックし、飛び出た毛糸である「ループ」を丁寧にカットしていきます。あまりカットしすぎると黒目のボリュームが減りすぎてしまうため、広がった毛糸の長さを整える程度にカットするのがポイントとのことです。

魔女の宅急便ジジのパンチニードル作品 ジジの図案が描かれた生地をフープにセット
魔女の宅急便ジジのパンチニードル作品 最初は目から刺していきます

 ある程度カットしてから、次は白目の部分に白い毛糸を使って刺していきます。白目全体に針を入れてからループ面をチェック。すると、びっくりするほど目が飛び出た状態になっていますが、これもていねいにトリミングして丸くなるように整えていきます。

目の次は針の長さを変えて耳、顔全体……

 目をある程度整えたら、次は淡いパープル系の毛糸で耳も。奥行きを表現するため、針の長さは2センチと短めにします。一列刺したら、ループ面をチェック。いい感じだったので残りも刺していきます。

 ちなみ左の耳を刺した際に少し詰めすぎたそうで、右は若干間隔を広めにしてみたところ、よりループの粒がはっきり見えてふわっとなりました。耳は目とは違い、平たくなるようにトリミングしていきます。

 その次は黒い毛糸で顔全体を刺していきます。今回も全て刺す前にループをカット。1〜2列刺してループをカットすることを繰り返しながら作っていくと、結果的に時短になるそうです。

 全体的に刺し終わった後、ループ面をチェックすると毛むくじゃらのジジっぽくない猫ちゃんのお顔が……。思わずこのみんさんも「え、どなた……??」と口にしてしまいます。

ていねいなトリミングでかわいらしいジジの姿に!

 気を取り直してアゴの部分だけカットした後、赤い毛糸でリボンの真ん中を刺して整えていきます。立体感を出すため、顔部分より少し低めになるようトリミングします。さらに両脇のリボン部分も刺したら、フープから生地を外します。

魔女の宅急便ジジのパンチニードル作品 リボンを刺した後の状態

 生地を手でしっかりとつかんで、全体的にザクザクとトリミングしていったら、黒目にかぶっている白い毛糸など目のまわりをカットしていきます。

魔女の宅急便ジジのパンチニードル作品 フープから生地を取り外してトリミング

 最後にピンクの毛糸で鼻を刺し、裏返して整えた後にヒゲを毛糸とじ針で縫ったら、ふわふわもこもこのかわいらしいジジの完成です!

魔女の宅急便ジジのパンチニードル作品 ピンクの毛糸を刺した鼻も整えていきます
魔女の宅急便ジジのパンチニードル作品 かわいらしいジジの完成!!

 なお、今後バッグやポーチに仕上げる場合は、パンチニードルで刺した「ダッフィー」の巾着制作動画で紹介された方法で裏処理していきたいとも伝えています。

モコモコの立体感がかわいい!

 コメント欄には、タイトルに【初心者】の文字があったことから「しょ、初心者…!?!? ってなるくらい素敵な仕上がりです! かわいい〜〜〜」と驚きながら称賛する声とともに、「めっちゃ可愛い モコモコ感がなんとも言えませんね」「モコモコ感がよりジジの可愛らしさを引き出してますね」「めちゃくちゃかわいいいいい!! もこもこの立体感すごくかわいいです」とかわいらしいジジの姿にときめく声が寄せられていました。

 このみんさんはYouTubeチャンネルの他、Instagram(@konomintv)やTikTok(@konomintv)でも情報を発信しており、他にも「となりのトトロ」のトトロたちや「魔女の宅急便」のキキ、「千と千尋の神隠し」の千尋などの刺しゅう制作過程を公開しています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」