「ガンダム水星の魔女」チュチュ先輩の髪型を美容師が再現！ 地道すぎる過程と検証に「クオリティ凄い」「大爆笑した」（1/3 ページ）

そうはならんやろ……？　なる？　ならん？

[沓澤真二，ねとらぼ]

　アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するパイロット、「チュアチュリー・パンランチ（愛称チュチュ）」の髪型を美容師が再現しました。あのボリューミーな髪は本当にヘルメットへ収まるのか、ついに答えが……！

あの顔面よりも大きなポンポンを再現しつつ、収納の可否まで検証

「ガンダム水星の魔女」チュチュ先輩の髪型を美容師が再現

　チュチュは綿菓子が2つくっついたような髪型が特徴の少女。番組放送当時「あの毛量をどうやってヘルメットに収めているのか」と疑問が上がった際、公式が設定画で正解（強引に押し込んでいる）を示し、ファンを驚かせたことがあります（関連記事）。

　当時「そうはならんやろ」とツッコまれまくった髪型に挑んだのは、YouTubeチャンネル「さとけんHair Labo」のさとけんさん。ウィッグにアフロヘアーの技法を用い、あの巨大な球を作っていきます。

ツインテールを作ってからそれぞれ膨らませる算段。最終的にはヘルメットに収めることを目標に、毛量は可能な限り少なく

針金を軸に巻き付けて基礎のパーマをかける

作中のナイトキャップ装着描写のように保護して放置

ときどき挟まるグエルのコスプレがじわじわくる

　後ろ髪を束ねて針金に巻き付け、パーマ液をかけて待つこと2日、チュチュの髪はフワフワのウェーブに。これをアフロ用のくしでザクザクと刺し、空気を含ませながら成形していくうちに、あの“ポンポン頭”ができあがりました。その作業はもう、アフロというよりは羊毛フェルトの領域だったそうです。

チュチュ先輩、髪を下ろしたらこんな感じ？

もはや手芸の世界

あのボリュームを再現した結果、一般的な家屋の室内扉をくぐれないことが判明。チュチュ先輩、見えないところで地味に苦労してそう……

　髪型の再現に成功すると、いよいよ本題の検証へ。さとけんさんは設定画通り、ヘッドギア風の頭巾をウィッグにかぶせて包み込みます。正面から見る限り、どうにか収まっている……？

設定画の通り、知人に作ってもらった頭巾でトライ

おっ、なんとかなった？

　……かと思いきや、さすがに物理的に無理があったようで、再現はあえなく失敗。横から見ると、持て余した髪が後頭部へ膨らんでいて、ヘルメットには入りそうにありません。挑戦は「やっぱそうはならんかった」で締めくくられています。

まあ、そうなりますよね……

　さとけんさんはほかにも千空（Dr.STONE）やウタ（ONE PIECE FILM RED）など、漫画やアニメに登場する特殊な髪型の再現に挑戦しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「さとけんHair Labo」