19世紀のボロボロな椅子をプロが修復したら…… ゴージャスな大変身に「実に見事」「誰もかなわない」【海外】(1/3 ページ)
ついつい見入ってしまった。
19世紀に作られたという傷だらけの椅子が職人の手にかかったら……? レトロな椅子がゴージャスでオシャレな姿に生まれ変わる動画がYouTubeで31万回以上再生され、注目を集めています。
19世紀の貴重な椅子がよみがえる
この動画は20年以上家具の修復・復元を手掛けてきた職人のAhtiさんが運営している、YouTubeチャンネル「AT Restoration」(@ATRestoration)で公開されたもの。今回は、150年前の19世紀にエストニアで作られたというレトロな椅子を、リストアしていく様子を公開しています。
修復前の椅子は、木製の脚や背もたれにたくさんのすり傷ができた状態です。クッション部分の生地も年季が入っていることがうかがえます。
まずは座面や背面の生地を剥がし、中の綿などを取り除いていきます。どんどん座面を剥がしていくと、青いひもで固定されたスプリングが露呈しました。投稿者さんによるとこのスプリングは少し長すぎだったようで、こちらも丁寧に取り除いていきます。
生地の下からさらに別の生地が現れたり、背面には深いボタン穴が発見されたりと、解体によって少しずつ元の姿が明確に。肘置きのクッションも一気に取り除くと、とうとう木枠のみの姿になりました。
さらにここから、ハンマーやスチームを使って木枠を分解。割れている部分や欠けているところは木材を補って接着し、電子ノコギリやノミ、やすりなどでぴったりに補修していきます。プロの技が光る……!
やすりがけやコーティング、木材の粉を使ったペーストも駆使してさらに全体を整えたら木枠の補修が完了しました。お次は座面にスプリングを入れ、座面・背面・肘掛け部分を作っていきます。
乾燥させた海草、粗い布、フェルトなどを何層にも重ねてベースが完成しました。最後には、光沢が美しい真っ赤なベルベット生地をクッション部分全体に貼って修復完了です!
背もたれ部分には同じベルベットの布で作ったくるみボタンをあしらい、解体途中で発見したボタン穴を生かすデザインに。年季の入った“150歳”の椅子が、オシャレでラグジュアリーな姿に生まれ変わりました。
投稿者さんによると、椅子のリストアには15日、撮影時間を含めて120時間をついやすほどの大仕事だったそうですが、「19世紀の椅子は本当にレアなので、復元できて光栄でした」とコメント。また、修繕前の椅子に使われていたオリジナルの布は、将来修復する人が発見できるようにと椅子の内部に保存したようです。
この動画には「実に見事だ!」「あなたの技術と職人技には誰もかなわない。見ていて楽しいよ」「あなたの作品は素晴らしい。 芸術を守り続けてくれてありがとう!」と称賛の声が。「あなたが中に残した小さな布は、いつか誰かの宝物になるでしょうね」といった声も届いています。
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