使いづらい折れ戸下駄箱→オシャレ便利な“引き戸バージョン”にDIY! 完璧な仕上がりに「ほんとに素敵」「本職の方じゃないの!?」(1/2 ページ)

すごい……!

» 2024年05月23日 10時00分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]

 何度直しても外れてしまう折れ戸を引き戸にリメイクする動画がInstagramに投稿されました。手際よく作業を進めていくその様子が「リフォーム業者さんになれそう!」「本職の建具屋さんみたい」と話題になっています。

何度直しても外れてしまう折れ戸→引き戸へリメイク

 投稿主さんのお家にある下駄箱は折れ戸ですが、何度直しても上の部分が外れてしまっていたといいます。どうにも修理が難しそうであることから、投稿主さんは今回思い切って折れ戸を引き戸にリメイクすることを決心。

折れ戸→引き戸リメイク 折れ戸を引き戸にリメイクします
上の部分がはまらなくなった 上の部分が外れてしまい不便だったそうです

 まずは扉を引き下げてレールから外し、レール自体も外し、取手や蝶番などの各パーツも外し……一旦扉やパーツを全てバラバラにします。

レールを外す レールも外して……
バラバラに あらゆるパーツをバラバラにしました

プロのような鮮やかな手つきに見とれてしまう

 折れ戸を引き戸にするためには、扉に戸車(車輪状の金具)を取り付ける必要があります。扉の下部分にトリマーという工具を使って深い溝を掘り、角の部分はノミで削り、戸車を装着。しっかりと取り付けられたと思いきや、実は逆に取り付けていたのだとか……!

あとで気づきましたが 扉の下部分に戸車を取り付け

 折れ戸は扉の枠にぴったりはまるサイズで作られていますが、引き戸にする場合は扉と扉が重なる部分が必要となります。そのためバラバラにしておいた扉に3センチ×4センチの木材を挟み、引き戸サイズに拡張しました。

折れ戸は扉の枠にぴったりだけど 扉に木材を挟みます

 扉の上には鴨居にかかる木材を取り付け、下駄箱には鴨居となるパーツを作って取り付け、敷居となる部分にはトリマーを使って溝を掘っていきます。トリマーが入らない部分があったため、そちらはノミを使って地道に彫ったのだそうです。最後に保護と滑りのために溝にワックスを塗布し、作業が終了しました。

扉の上に鴨居にかかる 扉の上には鴨居にかかる木材を取り付け
敷居はトリマーで掘る 敷居となる部分はトリマーで掘りました

 扉がきちんとはまるかどうか緊張しつつトライすると、2枚の扉は鴨居と敷居にしっかりとはまり、スムーズに動くことが確認できました。これで外れてしまう心配をすることなく、安心して下駄箱を使うことができますね。

はまりました 見事に扉がはまりました!

途中で心が折れそうになる難易度

 とても鮮やかな手つきを見せてくれた投稿主さんですが、実はあまりの難易度に途中で心が折れそうになったのだとか……。フォロワーさんの励ましに助けられて立ち直り、見事にリメイクを完了させることができたのだそうです。リメイクお疲れ様でした!

最後まで見ていただき 日々のストレスが解消される、100点の仕上がりになりました◎

「DIY超えてます!」「お見事!」の声

 “折れ戸→引き戸”の見事なリメイク術には「もうここまで出来たらDIY超えてます」「本職の建具屋さんみたいで思わず笑いが出てくるほどです、お見事!」といった、たくさんの「すごい!」の声が寄せられています。

画像提供:匿名希望さん

三日月 影狼

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