「うそだろ」 おいしそうなラーメン、よく見ると…… “胃袋と脳がバグる刺しゅう”に驚き 「ゴッホが作ったラーメン」(1/3 ページ)
スープの透明感を刺しゅうで再現できることに驚き。
シズル感まで再現されたラーメンの刺しゅうが「わぁ〜美味しそう」「刺しゅうでこんな表現できるの凄い」とX(Twitter)で話題になっています。記事執筆時点で約4万4000件の“いいね”を記録。パッ見では刺しゅうだと見抜けないリアルさ!
おいしそうな刺しゅうという新ジャンル
作者は、刺しゅう作家のDmkさん(@Dmk_11_kmD)。身近にある食べ物をテーマに、色合いや質感を追求したユニークな刺しゅう表現で作品を制作しています。
直径25センチの刺しゅう枠に張った布地に、チャーシュー、ネギ、煮玉子、さらにその具材のすき間から麺がのぞいています。良い感じに脂が浮いたスープの透明感と、そこに具材が浸っているのが伝わってくる絶妙な表現に思わず喉が鳴ります。
コメントでは「まさかの刺繍!」「こんな美味しそうな刺繍初めて見ました!」と驚く声が上がり、また拡大したときに油彩のタッチ(筆の跡)のような質感を感じた人から「ゴッホがラーメン描いたみたい」「絵画かと思った」といった反応も寄せられています。
Dmkさんは以前にも、食べられそうな「サバの切り身」の刺しゅうを公開して話題に(関連記事)。今回は注目を集めた大型の刺しゅう作品についてお話を伺いました。
約40種類の刺しゅう糸を使って製作
――ラーメンの具材のツヤ、質感が再現されていておいしそうです! 特にこだわったところや大変だった部分があれば教えてください。
Dmkさん: こだわったところはチャーシューのボリュームとネギです。チャーシューは明るすぎてもリアルさがなくなってしまったり、暗すぎても美味しそうに見えないので、その辺の調節が大変でした。
また、ネギは細かいものが集まって乗っているという表現が難しかったのもあります。青みの表現も難しく、緑だけではなく暗めの黄色や青、灰色などの糸も使用しました。
――拡大してよく見ると、想像以上の数の色が使われていて驚きました。刺しゅう糸は何種類ほど使われているのでしょうか?
Dmkさん: 正確には数えていませんが、約40種類くらいかと思われます。このような大型の作品には大体そのくらいの糸を使用します。
――水彩スケッチの下絵(※1)や制作途中の裏面(※2)も興味深く拝見しました。以前に小さめの作品(約4センチ×4センチ)は1日かけて制作すると伺いましたが(関連記事)、今回の「ラーメン」は完成までにどのくらいかかりましたか?
Dmkさん: 見ていただきありがとうございます。制作期間は、下絵作成から額装までトータルで約3カ月くらいかかっております。刺しゅうの制作は1カ月半〜2カ月程度かかります。日常生活の中で時間を見つけて少しずつ進めています。
――今回多くの反響が寄せられました。
Dmkさん: 普段さまざまなことに悩みながら制作しているため、たくさんの感想がいただけることもモチベーションにつながるのでとてもうれしいです。また他の作品も見ていただいたのでうれしく思います。ありがとうございました。
普段から見ている食べ物の新しい魅力を発見できそうなDmkさんの刺しゅう作品。ハードカバーの作品集は、出版販売レーベル・Arquet(アーケット)のサイトおよびAmazon.co.jpにて販売中です。
なお、ラーメンの刺しゅうは11月ごろ開催の展示にて実物が公開される予定です。情報はDmkさんのX(Twitter:@Dmk_11_kmD)/Instagram(@dmk_11_kmd)をチェックするといいでしょう。
写真提供:Dmk(@Dmk_11_kmD)さん
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