深海魚をさばいたら中から光り輝く“お宝”が……! 驚くべき正体に「何これー!!!」「すごくキレイ」(1/2 ページ)

金塊にしか見えない。

» 2024年07月24日 08時00分 公開
[羽野源一郎ねとらぼ]

 深海魚の体内から出てきた“金ピカの物体”の写真がX(Twitter)に投稿されました。記事執筆時点で、このポストの表示数は220万件を超えており、2万2000件以上の“いいね”を集めています。

深海魚「ギス」をさばいていたら、金色の……

 投稿したのは、深海魚ハンターとして活動している西野勇馬(@nanukazame1)さん。話題になっている物体は、深海魚である「ギス」をさばいた際に出てきた物です。

黄金の浮き袋を有する深海魚のギス 話題の深海魚「ギス」

 ギスは水深200メートル以上の深海に生息している魚。背面のウロコに光を当てると緑から青みがかった構造色が美しく輝くのが特徴ですが、体の中にもピカピカした物を有していたようです。

構造色により光を当てると色彩豊かになるギスの背面 浮き袋だけではなく背面も美しいギス
深海魚であるギスをさばいて体内から取り出した浮き袋 ギスをさばいたら出てきたこれは何?

ほとんどの魚が有する“アレ”だった

深海魚であるギスをさばいて体内から取り出した浮き袋 黄金の物体が出現

 金色に輝くその物体はなんと「浮き袋」。魚が水の中でエネルギーを消耗しないように、浮きもせず沈みもせず、必要最小限の力でその場に留まるための浮力の調整器官で、大半の魚の浮き袋は白色もしくは半透明な見た目をしています。

深海魚であるギスをさばいて体内から取り出した浮き袋 正体は浮き袋

 しかし、ギスの浮き袋はなんとも不思議なビジュアル。どこから見てもピカピカと光沢を放っているため、まるで金塊のように見えます。生き物の内蔵とは思えない……!

深海魚であるギスをさばいて体内から取り出した浮き袋 見事に金ピカ!

 なお、さばいたギスの身はつみれ汁の具材にしたとのこと。浮き袋の写真に続くポストで、西野さんは「おいしくいただきました」と写真付きで報告しています。

 黄金に輝く浮き袋の写真には、「こんなにキンキラキンなんだ、ギスの浮袋」「素人目だと金属って思っちゃう 生き物すごい」「深海って不思議ー」「熱水鉱床の金が濃縮されたとかではないのかw」「アサヒビールだ!」など、驚きの声が多数寄せられました。

銀ピカもあるらしい

 また、西野さんによると「銀色の浮き袋」を有する深海魚もいるとのこと。「オキアナゴ」「ホラアナゴ」「イラコアナゴ」などの例を挙げつつ、“銀ピカ浮き袋”の写真も投稿しました。

 釣りで世界記録に挑戦している西野さんのX(Twitter/@nanukazame1)アカウントでは、この他にもさまざまな深海魚の写真が公開されています。

画像提供:西野勇馬【深海魚ハンター】(@nanukazame1)さん

ねとらぼオススメ記事

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」