「これが写真じゃないなんて」 動物アーティスト夫婦が神秘的な“風景画”を描いたら…… 仰天の仕上がりに「大好きすぎる」【海外】（1/3 ページ）

思わず深呼吸。

[城川まちね，ねとらぼ]

　まるで本物の森のような風景を描く動画がYouTubeに投稿され、注目を集めています。見つめていると本当に森の中にいるようなすがすがしい気持ちになる……。

美しすぎる森の絵

　動画を投稿したのは、野生動物アートを学んだり購入したりできる「Studio Wildlife」（@StudioWildlife）の公式YouTubeチャンネル。野生動物アーティストのダニエル・ウィルソンさんによる「リアルな森の絵」の制作過程を紹介しました。

　なお、ダニエルさんは今回の絵を、妻のアンバーさんと共同で制作。姉妹が初めての自分の家へ引っ越したお祝いにプレゼントするための絵なのだそうです。

　まず、アクリル絵の具でキャンバスに濃淡さまざまな森の緑色や、植物の間からもれてくる光の黄色を重ねていきます。

差し込む光や植物の緑もすでに美しい

　続いて、まっすぐに伸びていく木の幹や、中央に流れる小川、森全体にかかる霧、草やこけの細かな陰影、さらにはこちらに視線を向ける鹿を描きます。キャンバスの中にいる鹿ですが、本当にこちらを見つめているかのようです。出来上がった絵を見ていると、本当に森の香りがしてきそう。

生き生きとした鹿の姿が

　動画には「うわあ！　これが写真じゃないなんて信じられない」「本当にすばらしいね」「大好きすぎる！」など感嘆の声が寄せられています。

「喜んでもらえますように」とアンバーさん

　ダニエルさんとアンバーさんはこの絵について、「雰囲気があって幽玄な森の風景を描きたかった」「あまりリアルすぎる作品にはしたくなかった」と述べています。素人から見ると「とてもリアル」に見えますが……。

　ダニエルさんのYouTubeチャンネルでは、他にもリアルな野生動物を制作する動画や、デッサンを学べる動画などが投稿されています。

画像は「Studio Wildlife」（@StudioWildlife）から引用