用水路で釣りしていたら……“今までの釣りで一番焦った” 寿命が縮む遭遇に「わああああああ」「ご無事で何より」(1/3 ページ)
用水路の近くで遭遇。
釣りをしていたところ、“今までで一番焦った瞬間”を捉えた動画がX(Twitter)に投稿されました。記事執筆時点で、このポストの表示数は346万件を突破しています。
釣り人が出くわしたのは……
投稿したのは、釣りの動画をSNSに投稿している「TinyTale」(@tinytale_inc)さん。用水路や小川などさまざまな場所で釣りを楽しんでいます。
動画を撮影した日も、用水路と思われる場所で釣りをしていたTinyTaleさん。場所を変えるべく釣り糸を巻き取り、より上流の方へと歩き始めました。
このとき、小道の左手側には大小多様な草木が青々と茂っており、視界が遮られていた状態。歩みを進めて少しずつ茂みの向こう側にある野原が見えてきたところで、TinyTaleさんは“何か”が走ってくる姿を目撃しました。
クマ出現
小道に向かって走ってきたのは、なんとクマ。TinyTaleさんは視認した瞬間に大急ぎで道を逆走し、クマと距離を取ります。
幸いにもクマが追ってくる気配はありません。TinyTaleさんが目撃した場所まで戻ると、クマの方も驚いて逃げたのかその姿はどこにも見当たりませんでした。
TinyTaleさんは、これまで釣りの最中にクマと遭遇したことはなかったとのこと。それが油断となり、出くわした際の恐怖心を増幅させたと分析しつつ、「運が悪かったら襲われてたかもしれないな…」と振り返っています。無事で本当に良かったです。
なお、環境省では「クマ類の出没対応マニュアル −改定版−」を公開中。クマ類の生態や各地域の状況に加え、「クマ類に遭遇した際にとるべき行動」として、このように示しています。
「(1)遠くにクマがいることに気が付いた場合 落ち着いて静かにその場から立ち去ります。クマが先に人の気配に気づいて隠れる、逃走する場合が多いですが、もし気が付いていないようであれば存在を知らせるため、物音を立てるなど様子を見ながら立ち去りましょう。急に大声をあげたり、急な動きをしたりするとクマが驚いてどのような行動をするか分からないため、注意しましょう。」「(2)近くにクマがいることに気が付いた場合 まずは落ち着くことが重要です。時にクマが気づいて向かってくることがあります。本気で攻撃するのではなく、威嚇突進(ブラフチャージ)といって、すぐ立ち止まっては引き返す行動を見せる場合があります。この場合は、落ち着いてクマとの距離をとることで、やがてクマが立ち去る場合があります。
クマは逃走する対象を追いかける傾向があるので、背中を見せて逃げ出すと攻撃性を高める場合があります。そのため、クマを見ながらゆっくり後退する、静かに語りかけながら後退する、など落ち着いて距離をとるようにします。慌てて走って逃げてはいけません。」
参照:クマ類の出没対応マニュアル −改定版− クマ類に遭遇した際にとるべき行動
頭では分かっていてもいざ遭遇すると難しい
まさかの遭遇を捉えた動画には、「川があると、音がかき消されるもんで、クマも人も相手に気が付きにくいんですよね」「田舎だと本当に急に飛び出してきますからね…そして思ったよりも足が速いっ!」「山ん中でもなくこんな人里の隣でも出るんやな。そらビビるわ」「この距離で遭遇したら、分かってても『背中を見せずに後退りで距離を取る』とか多分無理だわ…」などのコメントと、無事に安堵する声が寄せられています。
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