元近鉄の佐野慈紀、“右腕切断”から3カ月で退院も……「自分の姿が寂しく映る」「受け入れはなかなかできない」 術前には「一緒に戦った右腕ごめん」(1/2 ページ)
「再び元気な姿をお見せする。それがこれからの人生の責務」
元プロ野球選手で、感染症の進行で右腕の切断手術を受けた佐野慈紀さんが8月19日にブログを更新。術後3カ月が経過し、退院の日を迎えたことを報告しています。
たび重なる手術の果てに……腕との別れ
長年にわたり糖尿病の治療を行い、約5年前からは透析治療を開始した佐野さん。小さな傷口からたびたび感染症を引き起こしており、2023年4月には右足中指、2023年12月には右手の指先2本、2024年5月には右腕の切断手術を受けていました。
また右腕の切断手術前に投稿したブログでは、「受け入れることなんて出来ないけど生きる為には乗り越えないとな。思い入れはたくさんある。思い出も語り尽きない。一緒に戦ってくれた右腕 感動を分かち合った右腕明日、お別れする。ごめんなさい。この言葉しか浮かばない」と思いをつづっていました。
“シャバ復帰”が決まるも「現実はね。。。」
手術から3カ月以上が経過し、佐野さんは「長く続いた入院生活も明日で終わる。いよいよシャバへ戻る。鏡を見る度に自分の姿が寂しく映る。未だ受けいる事はなかなかできない。強がってはいるもの現実はね。。。」(原文ママ)と右腕を失った姿に戸惑いがあることを明かしつつ、無事に退院することを報告。
「でもね。これからのワシには期待している。もちろん出来ない事もたくさんあるだろう。それでも直向きにただ前を向いていく」と強い心で現状を受け入れており、「長きに続いた入院生活たくさんの方々にエールを頂いた。わざわざ時間を作って会いに来てくれた人も。ワシは。。。恵まれている。本当に感謝しかない。だからこそ再び元気な姿をお見せする。それがこれからの人生の責務。やるべき事はたくさんある」と周囲の人々や入院生活を支えてくれた医療従事者に心からの感謝を伝えています。
また翌20日に更新したブログでは、「陽射しが眩しいぜ」と快晴の空の下で撮影したソロショットで退院を報告した佐野さん。
ファンからは、「佐野さん! 退院おめでとうございます」「お元気な笑顔見れ嬉しいです。退院おめでとうございます」「少しずつ、ゆっくり、体力つけて、これからの人生も楽しんでください!」など祝福メッセージが多く寄せられています。
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