ロンドンの「人気定食屋」VS「高級ホテル」、おいしいのは……? 仁義なき朝食“食べ比べ”に「これは参考になる」【海外】(1/3 ページ)

どちらも食べてみたい。

» 2024年09月13日 11時30分 公開
[五月アメボシねとらぼ]

 ロンドンで「格安の朝食」と「高級な朝食」を食べ比べてみたら……? 比較動画がYouTubeで20万回以上再生される人気です。

$7 vs $115 English Breakfast

有名な定食店の朝食は……

 動画を投稿したのは、料理関連の動画を公開しているハリソン・ウェッブのYouTubeチャンネル(@Harrison Webb)です。

 まず向かったのは、有名な定食店「リージェンシーカフェ」。店頭には行列ができており、並んでから23分が経過した時点ですでに11時15分でした。なんと11時45分には朝食が締め切られるそうです。ギリギリ!

 店内で並んでいる最中に締め切り時間になりましたが、注文はできそうです。ぶっきらぼうな年配の男性にレジで注文し、名前を呼ばれたら取りにいきます。金額は8ポンド(記事執筆時点のレートでは約1500円)でした。

ロンドンの安い朝食 ちょっと怖そうな年配男性に注文

 朝食セットの内容は、コーヒー、トースト、目玉焼き、ベーコン 焼きトマト、ソーセージです。

ロンドンの安い朝食 朝食としては十分なボリューム

 全体の感想は、「文句は言えない、悪くはない」という微妙なもの。イングリッシュブレックファーストの定番であるブラックプディング(豚の血の腸詰め)が付かないことが不満だといいます。ハーブが効いたソーセージは結構おいしかったのだそうですが……。採点は、5点満点で、質「3.5」、量「2.5」、雰囲気「2」となりました。

英王室御用達ホテルの朝食!

 次に向かったのは、英王室御用達の超高級ホテル「ザ・リッツ・ロンドン」。撮影は禁止されているので、スーツ姿のエリートを装ってレストランに入り、隠し撮りを行います。おいおい。

 最初に飲み物が出てきますが、オレンジジュースについては「搾りたてじゃない。紙パック入りのようだ」と酷評。次にパイ菓子が出てきます。食事よりも先にデザートが出てくることにとまどっていました。

 続いては、カットフルーツの盛り合わせとギリシャヨーグルトが登場。フルーツの質は高く、「人生においてこんなブドウは初めてだ」と絶賛していました。

ロンドンの最高級朝食 フルーツとギリシャヨーグルトが運ばれてくる

 いよいよ、トーストとブレックファーストが出てきました。皿にはベーコン、ソーセージ、ハッシュポテト、焼きトマト、マッシュルーム、スクランブルエッグが乗っており、どれもおいしかったとのこと。ハッシュポテトは少し脂っこく見えましたが、食べてみると「完璧だ」と感嘆の声を上げました。

ロンドンの最高級朝食 「ザ・リッツ・ロンドン」のイングリッシュブレックファースト

 こちらの金額は66ポンド(記事執筆時点のレートでは約1万2400円)でしたが、グラスシャンパンも頼んだので合計では89ポンド(約2万1500円)となりました。

 採点は、満腹になったので量「4.5」、質「4.5」で、スモークベーコンが特においしかったとのこと。ただし、ソーセージだけはリージェンシーカフェのほうがおいしいそうです。

 最高に高級でサービスも最高だったとして雰囲気も「4.5」。満点でないのは、客が他におらず、ウェイターたちに囲まれている感じがしたからなのだそうです。

ザ・リッツ・ロンドンからのコメントも

 コメント欄には、「(リージェンシーカフェは)それほど安くもない、ごく普通の揚げ物のために1時間も並ぶなんて、ひどい! でも、リッツの値段もひどいな!」という反応も。一方、ザ・リッツ・ロンドンについては、「朝食で89ポンドなんてありえない」「リッツでは本当に居心地の悪い場所にいたのが分かりました」などの声が上がりました。

 なお、隠し撮りされてYouTubeにまで公開された、当のザ・リッツ・ロンドンのYouTubeチャンネルからは、「ハリソンさん、またお越しいただけることを楽しみにしています!」というコメントが寄せられていました。

※画像は「Harrison Webb」のYouTubeチャンネルより引用

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/03/news172.jpg 「驚愕の修理代」の金額明かす お見送り芸人しんいち、約2000万円の愛車が故障で「終わった」「お金がないです」
  2. /nl/articles/2410/04/news022.jpg カインズの「撒くだけで防草できる砂」本当かどうか検証してみたら…… 驚きの結果に「魔法のような砂、買いに行きます!」「これさえあれば」
  3. /nl/articles/2410/03/news184.jpg “超高額タワー”に1000万円分の祝花…… 一条響の“引退イベント”が規格外すぎて最後まで伝説だった 「最強最高のキャバ嬢!」
  4. /nl/articles/2410/01/news047.jpg プロ警鐘「エアコン、夏が終わったらコレやらないと……」が530万再生 水漏れや“内部のスライム化”を防ぐコツが目からウロコ
  5. /nl/articles/2410/03/news185.jpg 「これはすごい」「博物館レベル!!」 草なぎ剛、愛用する大量のお宝を公開 展示会に向け準備中「お楽しみに!」
  6. /nl/articles/2409/18/news105.jpg 「信じられない」 正体不明な“巨大な茂み”をカット → 現れた“まさかの正体”に456万回再生【海外】
  7. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  8. /nl/articles/2410/03/news186.jpg “日本では50台限定”のレア車 大倉士門、愛車でサーキットを走行 「うちの子が一番かっこいい」
  9. /nl/articles/2410/04/news020.jpg モンプチの箱に謎の切り取り線が…… かわいいサービスに大反響「どうやって使うのw」→販売元ネスレに聞いてみた
  10. /nl/articles/2410/02/news120.jpg 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
  2. 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
  3. トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
  4. 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
  5. そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
  6. 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
  7. 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
  8. “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
  9. 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
  10. 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声