DIY好き主婦が「汚い!狭い!」ごちゃついたキッチンを片付けたら…… 20日後の変貌が「本当にものすごい」と300万再生(1/3 ページ)
同じ家だとは思えません。
少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、2021年にYouTubeへ投稿され385万回再生された「汚い!狭い!キッチンと戦った20日間の全貌!」です。
投稿したのはYouTubeチャンネル「ズボラP」のズボラPさん(以下、Pさん)。夫が購入した居抜き店舗を、たった一人でDIYしてしまった方です(関連記事)。
ビフォー
今回の動画は自宅キッチンの断捨離&DIYをした時の様子です。Pさんが「汚い!狭い!」と言っているキッチンは、この時点で築12年。現状の問題として、収納がごちゃついている、ごみ箱を置くスペースがない(ごみ袋が床置きになっている)、トースターを置く場所がない(炊飯器の奥に置いてある)、夫のプロテインが邪魔、食品類は何があるか把握できない、食器棚の天板のシートがはがれている……などを挙げています。
この日のキッチンの様子を見ると、作業台にも床にも物が置かれた状態。引き出し収納の中には調理器具が重なっており、食品を保存している棚は今にも雪崩を起こしそうです。
片付け&DIY
早速片付けをスタートします。キッチン上にある吊り戸棚は存在を忘れかけていたとのこと。「忘れるってことは、ほとんど必要ないってことですよね!?」と自分に言い聞かせ、入っていたものを出して断捨離していきます。使わないものは迷わず処分。判断に迷うものもありましたが、大半を捨てることになりました。
その他の収納スペースに入っていた物もどんどん処分し、並行して掃除もしていきます。
大量の断捨離と収納の見直しで食器棚上部と隙間収納棚を空にすることに成功しました。これを機に隙間収納棚は撤去し、食器棚の上部をはずしていきます。
置いてあった電化製品をどけて上部の扉を外し、棚を分離……と思ったのですが、うまくいかず。自分が棚の中に入り込み背中で押し上げるという必殺技を繰り出したところ、壁に穴を開けてしまいました。あぁ……。
なんとか食器棚を分離して、スライドレールとはがれかけたシートを外し、いったん別の場所に移動させます。20年使った冷蔵庫は、この機会に買い替えることにしました。
空になったキッチンを念入りに掃除して、DIYに入ります。最初に壁と床をカラシ色のペンキで塗装し、床全体にフローリングマットを敷いていきます。
新しい冷蔵庫を搬入して、食器棚の下段を元あった場所に。天板にリメイクシートを貼りスライドレールをずらして付けたら、家電がすっきり収まりました。
上部には2段のオープン棚を設置。布を敷いてグラスを並べ、よく使う調味料をブレッドケースに入れたら、おしゃれ空間が誕生しました。ちなみに棚を設置する際には間柱の位置もしっかり確認。センサーを使う姿は、職人っぽさがただよっていました。
アフター
20日間に渡る戦いが終了しました。何があるか把握できなかった食料品は引き出しの中に並べ、何がどれだけあるのか、賞味期限はいつなのかがひと目で分かるようになりました。
隙間収納を撤去したことにより、ごみ箱を置くスペースを確保。床に置いてあったごみがなくなったことで、キッチンの動線もよくなったと思われます。
食器棚の上段を外す時に穴を開けてしまった壁は、ニッチを作って調味料を収納。マイナスをプラスに変えるパワーに感心してしまいます。
家族と暮らしながらキッチンの大掛かりな片付けやDIYをするのは大変なこと。Pさんの作業の詳細は動画で確認できます。
コメント欄には「断捨離と片付けと整理整頓とDIY全部やりだすとは思わなかった」「ゆるく親近感覚えながらみてたのに、だんだんプロの仕事になってて、あっという間の24分でした!」「この膨大な作業量を1人でやってのけられていることが本当にものすごいです」といった声が。「なぜ ここまでできる人が今まで散らかっていたのか不思議!」という書き込みには、Pさん自身が「作るの好きだけど、片付けるのが苦手でして(笑)でも片付けないと作れないので片付けました(笑)」と答えています。なるほど。
こちらのチャンネルでは、他にも片付けに関する動画を公開中。Pさんがズボラを卒業するまでの2年間の経緯や、よそのお宅を片付ける様子などを見ることができます。
その他の投稿
画像提供:YouTubeチャンネル「ズボラP」
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