裾がズタボロの“60年代ウエディングドレス”を修繕したら…… 奇跡の大復活へ「なんてすばらしい」「最高の手仕事」(1/2 ページ)

うっとり。

» 2024年11月05日 07時30分 公開
[川上酒乃ねとらぼ]

 裾レースがボロボロになっていた1960年代のヴィンテージウエディングドレスを、見事に修繕してみせる動画がYouTubeに投稿されました。ていねいな作業と見入ってしまうビフォーアフターに反響が寄せられています。

 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「BarbaraSculati」(@BarbaraSculati)。レトロで美しいヴィンテージ服を集めるのが趣味だというBarbaraさんが、入手したさまざまな服やファッションアイテムを修繕し生まれ変わらせる動画を公開しています。

1960年代の優美なウエディングドレスをお直し

 今回の動画では、デコルテが開いたネックラインが優美な印象のヴィンテージドレスを修繕しています。一見するとドレスの状態はそれほど悪くありませんでしたが、よく見ると背中のジッパーが壊れていたり、裾の繊細なレースが全体的にほつれてボロボロになっていたりと、すぐに着用できない状態でした。

ヴィンテージのウエディングドレスを修繕 ほつれてボロボロになったレースの状態

 Barbaraさんはまず、ドレスの洗濯から着手することに。主な素材がレーヨンではないかと推測し、ドレスをこれ以上傷めないようにと選んだ洗剤でていねいに手洗いしました。タオルで水分を吸い取ったら、軽く天日にあてて乾かします。

ヴィンテージのウエディングドレスを修繕 ドレスを手洗いしている様子

ジッパーとレースを見事に修繕

 しっかりと乾かせたら、壊れていた背中のジッパーを直します。今回は一度取り外し、新しいものを取り付けることにしました。ドレスの表面がベタついていたところも全て直します。

ヴィンテージのウエディングドレスを修繕 修繕されたジッパーのビフォーアフター

 ずたずたになっていた裾のレースは、ほつれをはさみでカットし、デンプンのりを塗ってパリッとさせてからアイロンがけします。仕上げにミシンでレースにジグザグミシンをかけ、ほつれないように縫いました。

ヴィンテージのウエディングドレスを修繕 パリッと美しく修繕された裾のレース

 最後に、スカートの一番外側のレイヤーに小さなリボンを付けたら……ヴィンテージドレスの修繕は終了です! ボロボロだった全てのレースが見栄えよく戻り、再び着られる状態へ見事に生まれ変わりました。

ヴィンテージのウエディングドレスを修繕 ウエディングドレスのビフォーアフター

美しく修繕されたウエディングドレスへの反響

 動画には「なんてすてきなドレスでしょう!」「美しいドレス。裾の見た目がとても良くなりましたね」とほれぼれ見入る声や、「何と素晴らしい仕事であり、素晴らしい結果でしょうか」「ビンテージ品を生き返らせるのを見るのはとても楽しい。本当にすてきです」とドレスが修繕されていく様子を興味深く見守った人からの声が寄せられています。

画像はYouTubeチャンネル「BarbaraSculati」(@BarbaraSculati)から引用

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news179.jpg 「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」