毒に耐えながら“幻のフルーツ”を食べたら、口がとんでもないことに…… 衝撃の結果に「心身の強さに感心」「食レポうますぎるよ」(1/3 ページ)
※絶対にまねしないでください!
毒のある果実を食べてみた検証動画がYouTubeチャンネル「平坂寛」に投稿されました。記事執筆時点で動画の再生数は73万回を突破、9200件以上の高評価を獲得しています。
毒がある果実はどんな味?
投稿者は、世界中を飛び回って取材をしている生物ライターの平坂寛さん。これまでにも「オオスズメバチ」に刺されてみたり、「猛毒ガエル」の毒液をなめてみるなど、体を張った検証とその対処法を教えてくれる動画が話題となりました。
今回のテーマは、観葉植物として人気がある「モンステラ」。ご近所さんからモンステラの“果実”を収穫したと連絡があり、譲っていただけることになったといいます。実はとっても美味だというモンステラの果実ですが、熟していない状態で食べると毒があります(※果実だけでなく葉や茎も有毒)。ところが平坂さんは、あえて「食べ方を誤ってみようと思います」とのこと……! 一体、毒があるモンステラの果実はどんな味なのでしょうか。
なお、平坂さんは専門的な知識と豊富な経験に基づいて検証を行っています。動画内の行動は大変危険ですので、絶対にまねしないでくださいね。
早速モンステラの実を見せてもらうと、なにやらとうもろこしほどの大きさをした緑色の物体がなっていました。周りは六角形のウロコに覆われており、このウロコがポロポロと取れてきたら食べごろなんだとか。
譲り受けた果実は、あと数日の追熟が必要だったので、新聞紙やビニール袋で包んで常温で保管しておくことに。平坂さんによると、果物が熟れる過程にはエチレンガス(植物ホルモンの一種)が影響しており、密封することでより充満して早めに熟れてくれるのだそうです。
4日後、果実からは甘酸っぱいフルーティーな香りが漂っていて、根本の方はウロコがポロポロと取れて熟れている状態になっていました。先端の方はまだ熟れていませんが、平坂さんは開封して食べてみることにします。ウロコ下のゼリー状になっている果肉が食べられる部分です。
果肉はヌルヌルしていて水分が多く、特筆すべきはその香りの高さとのこと。早速口に運んだ平坂さんは、「最高にうまいです、これは」「日本にはない果物の味がしますね」と、そのあまりのおいしさに笑みがこぼれます。味は、よく熟したゴールデンキウイとバナナの中間ぐらいの甘さで、トロピカルフルーツに近いそうです。
熟れてないところを食べてみた
熟していない方に向かって食べ進めてみると、「あっ毒を感じますね」「徐々に喉や舌の付け根がチクチク、ジンジンするような……」「痛みまではいかないんですけど、ちょっとしびれるような刺激を感じます」と平坂さん。これはモンステラの持つ毒「シュウ酸カルシウム」によるものだそうです。熟れている部分は甘さを感じるものの、先端の熟れてない方にいくほど酸味が強くなるといい、平坂さん的には酸っぱいところの方が好みの味だそうです。さらに平坂さんは、熟れていないところを無理やりえぐって食べてみます。
食べてから少したつと、時間差で口の中に痛みが到来。舌と喉が灼けるように痛くなり、平坂さんは「いってぇ!」と声をあげました……! このとき扁桃腺が腫れていたため余計に痛かったようで、「小さい針にさされているような感覚」に。ちなみにこれは比喩ではなく事実だそうで、シュウ酸カルシウムの結晶ガラスでできたミクロ針のような形状が、無数に口の中に刺さりまくっていることから起こる現象だといいます。
未熟な部位を食べると、このようにかなり口の中が痛いことになりますが……モンステラの実はよく熟れていれば毒の効果が薄れてきて食べることができます(食べる際は、必ず完熟させてから食べましょう)。平坂さんは、今回も体を張って正しい食べ方を教えてくれたのでした。
痛みに耐えながら行う食レポに反響
コメント欄には、「毒食べながら自ら冷静に分かりやすく実況説明する平坂さんの心身の強さに感心」「毒なんかへっちゃらだぜ、じゃなくてちゃんとツラさを伝えてくれるのが良い」といった称賛の声や、「『食べ方を誤ってみようと思います。』パワーワード過ぎるw」「真顔で『毒を感じますね』って言ってるのおもろすぎ」と、自ら痛い思いをしにいく平坂さんの姿に笑ってしまう人も。知識と経験が豊富な平坂さんだからこそできる検証でした。
平坂さんはこの他にも、同チャンネルとX(Twitter/@hirahiroro)にて、他ではなかなか見られない生物に関する情報を発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「平坂寛」さん
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