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ワゴンを押したメイドさんが車内販売――茨城県のひたちなか海浜鉄道と鹿島臨海鉄道に3月、“走るメイド喫茶”が登場する。メイドさんがワゴンを押して車内販売をするなど、ローカル線内で萌えを振りまく。
3月21〜22日の2日間、「メイドトレイン」をひたちなか海浜鉄道の湊線と、鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線で運行する。
湊線では、昭和40年代製造の旧型車両を使い、ウエートレス風の衣装を着たメイドさんがワゴンを押して車内販売を行う。ホームでの撮影会も開催する。運行ダイヤ、料金は調整中。
大洗鹿島線では、リゾート風列車「マリンライナーはまなす号」を運行。「萌え」をテーマに、秋葉原のメイド喫茶をイメージし、イラストレーターのたなるはるさんが描いたオリジナルパッケージのグッズやオリジナル漫画「ハッピーポイントかりんちゃん」などを販売する。飲食物の車内販売も行う。1日5本運行し、料金は1000〜1900円。
鉄道イベントプロデュースのBSビジュアルは「少子化の影響、世界経済後退でどこの地方鉄道も経営環境が大変厳しい中、メイドトレインが地方鉄道の新たな生き残り策に一石を投じると考えている」としている。
同じ3月21〜22日には、水戸市で「コみケッとスペシャル 5 in 水戸」が開催される。湊線は水戸からJR常磐線で1駅の勝田から、大洗鹿島線は水戸から乗車できる。
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