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韓国の国会法制司法委員会(法司委)で4月21日、「16歳未満は午前0〜6時までオンラインゲームを禁じる」とする青少年保護法改正案(通称「シンデレラ法」)が可決されたと韓国主要紙が報じている。4月末に国会本会議で審議される。
韓国では青少年のゲーム中毒が社会問題化しており、昨年にはオンラインゲームの利用時間をめぐる口論で中学3年生が母親を刺殺し、自らも命を断つという事件が起きた。政府の推計では国内のゲーム中毒者は約100万人という。シンデレラ法はこうした状況への対策として提案された。
シンデレラ法が国会本会議で可決された場合、6カ月の準備期間を経て施行される。すべてのオンラインゲームが規制対象となるが、具体的な規制方法はまだ決まっていない。年齢の判断は住民登録番号で行われると予想されるが、親の番号を盗用されると対応できないという声も上がっている。
法司委ではモバイルゲームの規制についても議論が行われたが、こちらは2年間の猶予期間を置くことで決着した。
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