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10月に亡くなったApple創業者スティーブ・ジョブズ氏のブロンズ像がハンガリーに建てられ、先週除幕式が行われた。
ブロンズ像を建てたのは同国のIT企業GRAPHISOFTで、ブダペストにある同社の本社の入り口近くに置かれている。作成したのは彫刻家のエルノ・トス氏。ブロンズ像は右手を腰の辺りに、左手を顔の前にかざしており、舞台を歩きながらプレゼンをしているようにも見える。
設計ソフトを手がけるGRAPHISOFTは1980年代からAppleと付き合いがあり、ジョブズ氏が同社のArchiCADを気に入り、ソフトの開発と流通を支援してくれたという。当時小さな企業で、社会主義国の経済的・政治的制約の中で苦労していた同社に、Appleは金銭やコンピュータを提供した、と同社は述べている。
「細部に気を配ったGRAPHISOFT Park(GRAPHISOFT本社のある公園)の環境はスティーブ・ジョブズ氏の魂を具象化している。彼とその伝説をしのぶのにこれ以上の場所は浮かばない」と同社CEOのビクター・バルコニ氏は語っている。
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