35年ぶりにちょっとぜいたくな「オトナの給食」を味わってきた
森永のアイス「PARM(パルム)」のキャンペーンとして、1月21日に「PARM(パルム)オトナの給食パーティ」が開催された。幸運にも招待された20名と一緒に、ちょっとぜいたくなオトナの給食を味わってきた。
「PARM(パルム)オトナの給食パーティ」(以下、オトナの給食パーティ)は、森永乳業のデイリープレミアムアイスクリームバー「PARM(パルム)」のキャンペーンとして、満25歳以上の応募者の中から抽選で選ばれた20名に、懐かしく、ちょっとぜいたくな給食を味わってもらおうと開催されたもの。クジラの味を知らない20代前半の担当編集記者の代わりに、アラフォーと言うよりそろそろアラフィフな足立区生まれのわたしが、昔を思い出しながら給食の時間を楽しんできた。
会場となった東京・世田谷区にある「世田谷ものづくり学校」は、2004年3月に廃校となった旧池尻中学校を利用して、さまざまな分野のクリエーターに教室を開放しているワーキングスペース。もちろん、当時のままに黒板、机、いすが用意されている部屋もある。オトナの給食パーティはこの教室を使用して開催された。
パーティは「4時間目の授業」から。“先生”が登場して日直の「起立! 礼!」。そのあと先生が参加者の名前を呼び、出席を取ることから始まった。
そしてここでサプライズが。キャンペーンでは公開されていなかった“転校生”、元サッカー日本代表の北澤豪さんが登場。華麗なリフティングを披露してくれた。
北澤さんの紹介が終わったところで待望の給食タイムに。配膳(はいぜん)前に机を動かして5〜6名の班を作るところまでこだわっている。そして班を作り終わったら、いよいよ待望の給食タイム。ちなみに給食当番(料理担当)は、2カ月先まで予約が埋まっているという「フレンチレストラン オギノ」のオーナーシェフ、荻野伸也さんだ。
当日の献立はこんな感じ。
- 飲み物:当日のお楽しみ! とされていた牛乳だが、実は牛乳プリンだった
- 主菜:本気でソフト麺 ミートソース
- 副菜1:オトナの揚げパン
- 副菜2:クジラ風 ジビエの竜田揚げ
- 副菜3:野菜の“グレッグ”、本格春雨サラダ、懐かしのきんぴらごぼう
- デザート:森永乳業「PARM(パルム)」
プレスとして参加したわたしも、もちろん給食を頂きました。お味は、当時から考えると何とも高級! 給食ってこんなにおいしかったっけ? 特に野菜をワインビネガーなどにつけたピクルス、“グレッグ”、酸味がきいていてヘルシーな感じでグー。そして竜田揚げですよ! わたし的にも小学校での好き度ナンバー1は、クジラの竜田揚げでした。でもいまではクジラも貴重な高級食材になっており、かついろいろと大人の事情を加味して、ジビエ(狩猟による鳥獣肉)を「クジラ風」にアレンジされたものが提供された。でもこれがまた。ホントにクジラの竜田揚げを食べていたような味と食感で、舌が30数年前にタイムスリップした。あとは揚げパン。給食の時はコッペパンでもっと大きかった気がしたけど、小ぶりながらも味は当時のまま。ココアシュガーに加えてあるシナモンの風味と、“オトナ向け”にラム酒のシロップにつけたというパンは、まさに絶品でした。もちろん、デザートに頂いたPARM(パルム)もおいしかったー。
ちなみに先割れスプーン全盛期に小学校生活を送ったわたしは、すべてをこれで食べようかと思ったのだが、ジビエやグレッグは行けたものの、ソフト麺は食べにくくあえなく玉砕……。でも当時は「けんちんうどん」とかも、先割れスプーンで食べてたよなぁ。どうやって使っていたんだろう。全く思い出せない。
楽しい給食の時間も終わったところで、最後にみんなで記念撮影。いやほんとにおいしかったっす。森永乳業さん、ありがとうございました。
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