焼津の逆張り系萌えキャラ、絵師の心をつかみ創作スパイラル突入 そのとき「いま萌え」は
焼津の潮風とともにやってきた萌えない萌え系キャラ(名称募集中)に全国の絵師が奮起。そのとき、同類の登場を察知した「いまいち萌えない娘」は……。
焼津商工会議所がショッピングサイト「焼津うめぇもん市場」のキャラとして発表したアニメ風キャラ(名称未定・サイトにて愛称募集中)が「いまいち萌えないマーケティングに違いない!」などと話題になっているのはお伝えしたとおりです。そもそもは、静岡新聞社・静岡放送が運営する情報サイト「アットエス」で、同キャラが「萌え系」として紹介されたことをきっかけに、「……んん!?」という反応が各所より噴出。記事によれば同キャラは、アクセス数が伸び悩むショッピングサイトの「起爆剤」になることを期待されていたようですが、結果として大いに注目を浴びることとなりました。
萌えないことで逆にウケる、という側面をどこまで制作側が意識していたかは不明です。しかし、一見不安になる絵柄のようで、焼津のアイデンティティを感じさせる「波打つくせ毛」というチャームポイントをしっかりと確立させていたりと、「萌える上で大事な要素はちゃんとあります」感がハンパありません。こうした部分にネット上の絵師たちもバッチリと呼応し、「おいらが萌えキャラちゃん(名称未定)をバッチリ萌やしてやんよ」とばかりに数々のイラストが「pixiv」などにアップされています。
さてここで黙っていられないのが、萌えない萌え系マーケティングの先人、「いまいち萌えない娘」――Twitterアカウントを通じて荒ぶっておられます。
この焼津の萌えキャラ、いま萌えのような愛されキャラとして定着したりするのでしょうか? とりあえず愛称の決定が楽しみですね!
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