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「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」食べてみた 中にじゃがいも、隠し味はローストオニオンガリポタを超えろ!

赤城乳業と江崎グリコがタッグを組んで出来上がった謎の一品。果たして味は……。

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 赤城乳業は、江崎グリコの「クレアおばさんのクリームシチュー」とコラボしたアイスキャンディー「ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味」を10月29日に発売する。昨年9月と今年3月に販売し大ヒットした「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」に続く変わり種アイスの第2弾だ。価格は126円。

 シチュー味のアイスキャンディーの中に、シチュー味のかき氷とフリーズドライのじゃがいもが入っている。ローストオニオンの隠し味も効かせたという。おかずなのかデザートなのかさっぱり分からないスペックだが、果たして気になる味は……? 発売より一足早く食べてみた。

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ということで実食です

 一口食べた瞬間は「ん? 普通のミルクアイス?」という感じだった。しっかりとした甘さとガリガリシャリシャリしたおなじみの食感が広がっていく。しかし口の中でアイスが溶けると……うおおお、なんだこれ!!! 野菜のコクっぽい何かが追いかけてきたぞ。これシチューだ。シチューです、皆さん!

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シチュー味のアイスとシチューをいただきます
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ミルクアイスっぽい見た目だぞ
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うーん普通のアイス……ってうおおおおお!!! 野菜のコクがああああ!

 さらに食べ進めるとモサモサした食感に突き当たった。ああ、君が噂のじゃがいもか。シャリシャリ、モサモサ、シャリシャリ、モサモサ……じゃがいもが食感に変化を与え、より一層のシチューっぽさを引き出していく。コーンポタージュの驚きを超えるために開発したというだけあって、出会ったことのないおいしさが広がっていた。個人的にはコーンポタージュより好きだ!

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このあたりまで食べるとじゃがいもに出会います
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原材料名にもじゃがいもが

ガリガリ君の歴史を紹介してみます

 ガリガリ君は1981年に発売された。もともと同社が販売していたいちご味のカキ氷「赤城しぐれ」を子どもが遊びながら食べられるようにしようと開発したのがきっかけだ。年間販売本数は2000年に1億本を突破。2012年は4億3800万本を売り上げ、販売個数では日本一のアイスとなった。

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 今年は年間5億本突破を目指しており、その牽引役として期待されているのが今回のガリガリ君クリームシチューだ。コーンポタージュが発売される前の昨年8月から開発を続けてきた。毎年11月と2月はアイスが売れない時期なので、話題性のある商品で売り場に客を集めよう――という狙いがある。

 コーンポタージュに続く第2弾としてクリームシチューが選ばれたのは、アイスクリームの王道であるミルク味と相性が良いから。赤城乳業と江崎グリコはアイス分野ではライバルだが、マーケティング担当者間で交流があり「お互いに市場を活性化したい」(赤城乳業営業本部マーケティング部の萩原史雄次長)と手を組むことになったという。

 「(今回のクリームシチューは)社内でも賛否両論すごかった。おいしい食べ方はかき氷にして黒胡椒をかけるとしまった味わいになって良いんじゃないか。夕食前の小腹がすいたときに食べてもらいたい。そしてできれば夕食はクレアおばさんのシチューであってほしいです」(萩原次長)

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