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3Dプリンタで製作したアルト・サックスがなかなかの出来栄えです。YouTubeで公開された動画では、製作者が息を吹き込んでメロディーを鳴らす様子が確認できます。
製作者のOlaf Diegelさんによると、3Dプリンタから生成したナイロン素材の部品41個を組み立てて作ったとのこと(バネとネジは除く)。重さも575グラムと、本物のサックスの2.5キロに対して約4分の1の軽さです。
Olaf Diegelさんがブレスしながら運指すると、サックスはちゃんと音階を奏でます。彼がサックスプレイヤーでないことや、本体から空気が漏れて調子が外れていることを考えるとかなり聞ける音質。音楽アーティストの矢野顕子さんもTwitterで「まあまあな音が出ます」とクオリティをある程度認めていました。
半年後には本物に近い音を出せるサックスを作ると宣言しているOlaf Diegelさん。3Dプリンタから作った楽器がどれだけ質の高い音を出せるようになるのか楽しみです。
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