チキンの中からバターがとろーり この季節しか食べられないデパ地下惣菜のレアアイテム「チキンキエフ」ってなぁに?
重厚そうな名前だけどおいしくてニクい奴。
もうすぐクリスマス。スーパーやデパートの惣菜売り場には、骨付きのローストチキンやオードブルなど思わず食欲をそそるような食べ物が並んでいます。クリスマスの時期はどこもかしこも骨付きチキンが並ぶので、この時期に骨付きチキンは嫌だけど、唐揚げじゃなくてもっと違う感じの料理を食べてみたい、という人もいるはず。いや、いるって信じてる。
そんなひねくれ者の私のような人に、この時期だけデパ地下惣菜コーナーに登場する肉料理をご紹介します。それが「チキンキエフ」。
チキンキエフとは、バターを鶏胸肉で巻いて、衣をつけて焼く、あるいは揚げて作るウクライナのカツ料理のこと。キエフ風カツレツとも言われます。ウクライナの首都キエフから名付けられたとされていますが、正確な発祥地はわかっていないのだとか。
このチキンキエフ、ウクライナ料理を出すお店では年中出しているのですが、デパ地下惣菜としてはなぜかクリスマス時期限定で登場するレアアイテム。という訳で、惣菜として売っていたチキンキエフを見つけてきたので、買ってきました!
今回購入したのは、RF1のチキンキエフ。1個756円(税込)です。こちらは中にほうれん草入りのガーリックバターを閉じ込めて作っています。大きさは手のひらサイズ。買った際にあたため方が書かれた紙を入れてくれるのですが、そこには「食べる際はお皿に移してラップをせずあたためてください」と書かれています。よーし、書かれたとおりにあたためてみようじゃないか。
-----数分後-----
……あたためが終わりましたので、ナイフを入れてみます。お、緑のがほうれん草入りのガーリックバターですね。
味は、バターが入っているわりにはさっぱりといただける感じ。鶏胸肉を使ってますが、バターを包み込んでいるせいかパサパサした食感は少ないです。フライものだとソースをかけたくなるところですが、できれば最初はそのままで食べてみることをおすすめします。
今回は比較的早めに店頭売りしていたRF1のチキンキエフをご紹介しましたが、もうひとつ、おつまみで有名ななとりの関連会社が経営している「Nato's(ナトス)」のチキンキエフもおすすめ。こちらは中にチーズクリームが入っていて、RF1のよりは濃厚な仕上がりです。店頭で販売時期を確認したところ、今年は22日か23日からの数日間とのことで、今回は残念ながらゲットならず。くやしいのう。
どちらの店舗もクリスマス限定商品なので、チキンキエフを見かけて気になりましたらぜひ食べてみてくださいね。
(あまにょん)
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