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アドビ、次期アップデートで「DeHaze」(霞を除去する機能)を搭載することを発表

Adobe Photoshop Lightroom CCのアップデートおよびCamera Rawにて搭載。

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 アドビシステムズは5月21日、東京・渋谷で開催されたイベントで、次期Adobe Photoshop Lightroom CCのアップデートおよびプラグインの「Camera Raw」において「霞(かすみ)を除去したり、または加えたりする効果」が加わることを発表し、ライブデモを行った。


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2014年10月に米国で開催されたイベントでのデモ

 この機能は、あまり鮮明に映っていない写真をクリアにしたり、逆に霧がかかったように加工したりできるというもの。写真にあるディティール(全体の中の細かい部分)を取り出しコントラストを上げるといったことをワンタッチでやってくれる機能だ。主に風景写真や水中撮影などに効果を発揮すると期待されている。


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Before:この画像が

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After:くっきり!

 日本語名はまだ決まっておらず「霞を除去」(仮)として呼ばれているが、英語では「DeHaze」という名前が付けられている。DeHazeはCamera Rawの開発チームが担当しており、その全員が写真家でもあるとのこと。


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Camera Raw開発チームとPhotoshop共同開発者のトーマス・ノールさん(左から2人目)

 具体的な日付けなどまだ正式のアナウンスはないが、次期アップデートで搭載されることは間違いないようだ。

太田智美

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