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食べられる花「エディブルフラワー」で、「花料理」を作って食べてみた

農林水産省のお墨付き……だと……?

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 食用菊なんかは有名ですが、ほかにも食べられる花はたくさんある、と知っていましたか? この花食のことを「エディブルフラワー」というのだそうです。

 今、池袋のWACCA内では、食べられる花の専門店「Table」が期間限定で出店中。この機会に、花料理を作って食べてみたい! そこで、さっそく花を買いに行き、ある日の朝食をゴージャスに演出してみることにしました。


画像 ちなみに、農林水産省のWebサイトにもこんな記述が

画像 「さぁ、夕食の準備」と花を収穫するはくるのか!?

 ちなみに、花食にあたって、「ヨーロピアンフラワーデザイン連盟」のエディブルフラワーコーディネーター本部講師・兼平紀代子さんにお話を伺ってみると、開口一番「観賞用のものはお食べにならないでくださいね」とのこと。食べられる物は種や球根の段階で農薬等の制限を受けているのだそう。ガーデニングの花を摘んで味見してみようかとも思っていましたが、それはダメなんですね。

 さて今回、料理に使ったのは、ベゴニア、マリーゴールド、ペチュニアです。


画像 今日の朝ごはんはお花でーす

画像 お花いっぱいのサラダ

画像 冷製ポテトスープにもアレンジメント

 前出・兼平さんは「花の色や形の美しさを活かすのが料理のポイントです。色素の濃い花は、天ぷらなどにも。ホットケーキの表面に乗せるなども可愛らしくていいですね」と教えてくれました。ということで、今回はドーナツの表面に花びらをのせてみることに。


画像 花ドーナツ

画像 岩塩、オリーブオイル、胡椒でお花をいただきます

 肝心なお味ですが、ベゴニアは酸っぱく、ペチュニアは柔らかくて優しい味。マリーゴールドは……少々泥臭かったです。正直、食べられなくはないですが、美味しいと言えるものではありませんでした。けれど、見た目にも楽しく華やかな花料理は、パーティーやお祝い事の席にはぴったり! 「花食」は、味というよりも、気持ちを明るくする効果のほうが高いのかもしれません。

(浅井由起子/LOCOMO&COMO)

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