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海上保安庁は7月6日、活発な噴火活動が続く小笠原諸島の西之島について、これまで噴火していた島の中央部の火口での活動が止まり、新たに形成された火口から噴火が始まったと発表した。
先月22日から派遣している測量船「昭洋」からの情報では、6日6時30分ころに火砕丘頂部の火口からの噴煙の放出が見られなくなり、同日10時50分ころから、火砕丘の北東斜面から噴煙が発生した。新たな火口からは噴煙が間欠的に上がるとともに、火砕丘斜面上方とホルニト(噴出した溶岩が堆積してできた円錐状の塚)状の噴気孔から白い噴気が盛んに放出しているという。
2013年11月20日に西之島南東約500メートルの海上で起きた噴火で、新たな島の形成が確認され、同年12月26日午前に隣の西之島と接合。拡大の途中で島の形がスヌーピーの形に似ていると話題になったこともあった。現在も活発な噴火活動が続いている。
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