MCの西川貴教さんと松井玲奈さんがゲストと、アニメ・マンガ・ゲームの話題で盛り上がるMBSの情報番組「AniMaGa(アニマゲー)」。この最新回の番組タイトルが、ネットスラング全開の「西川貴教と松井玲奈の年末やからアニマゲーまとめてみたいと思うンゴ」になっていると、ネット民からツッコミが続出しています。MBSでは12月25日25時25分から放送予定で、TOKYO MXやNOTTVでは既に放送済み。
番組タイトルで使われている不自然な関西弁(猛虎弁)や「ンゴ」という語尾は、野球好きな住民が多い2ちゃんねるの「なんでも実況J(ジュピター)」発祥の文化。いわゆる「なんJ語」の中でも印象的なフレーズのひとつであり、テレビという大きなメディアが堂々と番組タイトルに使用したことに驚きの声があがっています。
ちなみに「〜ンゴ」は、2008年に当時楽天のドミンゴ・グスマン投手が盛大な逆転負けを喫した事件をきっかけに、炎上投手を嘲笑する言葉として使われるようになったもの。近年では「やらかした」もの全般を指したり、単なる語感のよい語尾として使われることも増えていますが、「アニメとかゲームは関係ないだろ!」などと本来の意味と違う使い方を疑問視する人もいるようです。
アニマゲーはもともと「西川貴教と松井玲奈が突然アニメとマンガとゲームばかりの番組をはじめた件について」というタイトルでスタートし、「西川貴教と松井玲奈のアニメとマンガとゲームの番組の放送地域が狭すぎてようつべで見られすぎ問題」「西川貴教と松井玲奈のアニメ・マンガ・ゲームの番組のタイトルが毎回変わるので考えるのつらすぎワロタw」など、当初は毎回違うネットスラングを使った番組名になるのが特徴でした。第5回からは「アニマゲー」で固定されていましたが、第12回となる今回で久しぶりにネットスラングの番組名を採用。近年はTwitterや漫画作品、テレビ番組などさまざまな場所で「なんJ語」が取り上げられる機会も増えてきていました。
(たろちん)
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