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田村ゆかり、キングレコードとの専属契約終了にコメント 「たくさん悩んで、いっぱい考えて出した答え」

「人生の節目の無謀な決断を許してくれてありがとうございます」と感謝をつづる。

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 声優の田村ゆかりさんが3月20日をもってキングレコードとの専属契約を終了することについてコメントを発表。「これは私が自分らしくあるために、たくさん悩んで、いっぱい考えて出した答えです」と新たな道へ進むことをファンに報告している。

田村ゆかりさんコメント シングル「好きだって言えなくて」より

 自身のオフィシャルサイトに2月13日付けで公開したもので、キングレコードへ移籍してきた当時の思い出を振り返る形で、感謝の気持ちをつづっている。特に実績もない田村さんのために走り回った当時のプロデューサーについては「お嫁に行く娘にするように」いろいろ思うところはあるだろうに背中を押してくれたと、まだ心残りがある様子。

 契約は終了するが、「歌うことをやめるわけではない」と田村さん。「歌い続けて、もっと人間的に成長して必ず恩返ししたい」と前向きだ。ファンに向けては不安だらけで自分に何ができるのか、まだ必要とされているのか分からないけど「みんながいないと生きてる価値がない」と、ファンの支えに価値があると今後の活動で返していきたいとした。

田村ゆかりさんコメント 「私の大切なみなさんへ。愛をこめて」と田村さん

 「40という人生の節目の無謀な決断を許してくれてありがとうございます」と自身が述べているように、田村さんにとって新たな挑戦となるようだ。今後の活動についてはオフィシャルサイトなどで伝えるとしている。

 田村さんは「魔法少女リリカルなのは」高町なのは役などで知られ、「ゆかり姫」の愛称で親しまれている人気声優。2月10日に「田村ゆかりについての重要なお知らせ」と題した告知で「冬ライブの中止」「ラジオ番組の終了」「公式ファンクラブの移管」といった情報が発表されファンの間に動揺が広がっていた(関連記事)。2月13日になってキングレコードは契約途中であったが異例の専属契約終了のためと理由を発表した(関連記事)。

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