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ぐねぐね曲げると撮影範囲が変化! コロンビア大がフレキシブルなシート状カメラを開発

曲面に貼れるので、設置が自由な監視カメラとしての用途も。

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 コロンビア大学が、シート状カメラの開発を発表しました。自由に湾曲可能で、曲げ具合によってファインダーの視界も変わります。なんだかすごい。


湾曲撮影1湾曲撮影2 実用化のイメージ。折り曲げると撮影範囲が拡大。パノラマ撮影が手軽にできそう

発表 公式サイトの発表

 公開された動画では、カメラのコンセプトや構造が解説されています。プロトタイプでは、シリコンからレンズ群を製作。曲げることでレンズが変形し、撮影範囲が拡大する仕組みになっています。


レンズ製作 シリコンを金型に流し込み、レンズの集合体を形成

レンズ構造1レンズ構造2 レンズ部の構造

 理論上は低コストで製造可能とのこと。実用化されれば、普通のカメラではありえないアングルでの撮影ができるでしょう。また、曲面にも自由に貼り付けられることから、自動車の全周囲警戒カメラに利用したり、街灯に監視カメラを仕込んだりと、多彩な用途が考えられています。


実用モデル 可能性はいろいろ


(沓澤真二)


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