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コロンビア大学が、シート状カメラの開発を発表しました。自由に湾曲可能で、曲げ具合によってファインダーの視界も変わります。なんだかすごい。
公開された動画では、カメラのコンセプトや構造が解説されています。プロトタイプでは、シリコンからレンズ群を製作。曲げることでレンズが変形し、撮影範囲が拡大する仕組みになっています。
理論上は低コストで製造可能とのこと。実用化されれば、普通のカメラではありえないアングルでの撮影ができるでしょう。また、曲面にも自由に貼り付けられることから、自動車の全周囲警戒カメラに利用したり、街灯に監視カメラを仕込んだりと、多彩な用途が考えられています。
(沓澤真二)
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