advertisement
7月16日〜8月27日の間、国立公文書館にて「ようこそ地獄、たのしい地獄」展が行われます。入館料は無料です。
「地獄」という概念は古代インドから始まり、仏教や道教と共に日本に伝わってきました。今回の「ようこそ地獄、たのしい地獄」展では、主に平安時代から室町時代にかけて成立した多様な古典籍から、かつて人々が想像していた「地獄」という独特のイメージと死生観をひもといていきます。
平安時代末期の説話集「今昔物語集」から明治20年に出版された河鍋暁斎による地獄絵「暁斎画談」まで、多様な史料が展示されます。中には、江戸初期に書写された、「源氏物語」で人々を惑わせた罪により地獄に落ちたという紫式部を供養する表白文「源氏供養表白」などユニークなものも。
7月27日と8月24日には、事前申し込み不要のギャラリートークも行われます。真夏の暑気払いに、みなさんも地獄の釜を開いてみてはいかがでしょうか。
(正しい倫理子)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 幽霊、妖怪、血みどろの武士…… 8月2日から太田記念美術館で「怖い浮世絵展」が開催決定
夏は美術館で肝試ししましょう。 - 「ジブリの大博覧会」今年は夏のヒルズで開催 「空とぶ飛行機展」や新作「レッドタートル」の展示が気になる
「空への憧れ」を表現した「空とぶ飛行機展」。ラピュタか紅の豚か風立ちぬか……!? - 人と宇宙の不思議な関係を暴き出す 今夏六本木で開催される「宇宙と芸術展」の見どころはここだ!
みんな〜! 宇宙の時間だよ〜! - 今日は「UFOの日」! トヨタがUFOの存在をついに解明!?
UFOに遭遇した際の対策ガイドも公開。 - 風呂よ漆黒に染まれッ……海外の入浴剤が驚きの黒さで中二病が目覚めそう
悪魔召喚の儀式かな?