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舞台「BLEACH」が開幕! 藍染&雛森の五番隊コンビは「“なんちゃらGO”に負けない」と謎の闘志を燃やす

真夏の太陽よりも熱い剣劇ミュージカル。

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 集英社「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気コミック「BLEACH」(久保帯人)を原作とした舞台「『ROCK MUSICAL BLEACH』〜もうひとつの地上〜」が7月28日、東京・渋谷の「AiiA 2.5 Theater Tokyo」で開幕しました。

「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上

 ミュージカル「ROCK MUSICAL BLEACH」の初演は2005年。“ロックと剣劇”をコンセプトにシリーズ化され、2012年までに累計18万人の観客を動員。2.5次元ミュージカルの先駆けとも称される人気作品です。

 今回の舞台は、2008年に東京・新宿コマ劇場で上演された「ROCK MUSICAL BLEACH THE ALL」をベースに、新たな楽曲や演出を加えたもの。罪に問われ尸魂界(ソウル・ソサエティ)へ連行された朽木ルキアを助けるべく、主人公・黒崎一護が尸魂界へ乗り込み、戦闘部隊“護廷十三隊”と戦うストーリーが描かれています。

 本記事では、本公演前に行われたゲネプロの様子を写真でお届け。一護やルキア、そして、阿散井恋次ら護廷十三隊の面々が織りなす迫力の剣劇アクションと魅力的なドラマ、出演者たちの熱気が伝わってくるパワフルな舞台でした。

「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上
死神たちと対決する主人公・一護

「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上
護廷十三隊五番隊隊長の藍染惣右介とその部下の雛森桃。いい雰囲気の2人ですが……

「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上
赤髪がトレードマークの護廷十三隊の六番隊副隊長・阿散井恋次

「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上
ド迫力の“ロックと剣劇”シーンが展開

 ゲネプロ後に行われた囲み取材には、高野洸さん(黒崎一護役)、甲斐千尋さん(朽木ルキア役)、崎山つばささん(阿散井恋次役)、遊馬晃祐さん(市丸ギン役)、猪野広樹さん(朽木白哉役)、馬場良馬さん(藍染惣右介役)、美山加恋さん(雛森桃役)、演出・脚本を手掛けた堤泰之さんが登場。

「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上囲み取材
前列左から甲斐千尋さん、高野洸さん、崎山つばささん。後列左から猪野広樹さん、馬場良馬さん、美山加恋さん、遊馬晃祐さん

 主役の高野さんは、「連載が完結するタイミングで一護役として舞台に立てることに、本当に幸せを感じている。真夏より熱い一護を演じられるよう頑張ります」とさわやかにコメント。他のメンバーも「本当にすてきなカンパニーなので、そういう面もきずなとして見せられたら」(甲斐さん)、「原作からキャラクターが飛び出してきたような舞台で、感動を与えられるよう魂を込めて演じたい」(崎山さん)「京都弁を話すキャラクターで苦戦していたのですが、(キャストに)関西人が多いので、教えていただいて努力している」(遊馬さん)、「白夜として、私に歯向かってくる者をことごとくつぶして熱い夏にしたい」(猪野さん)と、舞台にかける思いを語りました。

 その中でも特に“熱さ”を見せたのは、劇中では静かな藍染を演じる馬場さん。「世間では“なんちゃらGO”が時代を席巻していますが、負けない熱いブリミュに」と、ちまたで話題のあのゲームに強いライバル心を見せます。堤さんからは「そういうキャラじゃないのに、お前が一番熱いね」とツッコミが入りますが、藍染の部下・雛森桃を演じた美山さんも、「お芝居をしていなかったら私はただのオタクなので、マンガ原作があるものに参加させていただくのは、なかなかないのですごくうれしい。”なんちゃらGO”に負けない熱いものを作っていきたい」と隊長に続くコメント。しっかりきずなの強さをアピールした五番隊の2人でした。

 「『ROCK MUSICAL BLEACH』〜もうひとつの地上〜」、東京公演は8月7日まで。その後、京都・京都劇場で8月24〜28日にかけて上演予定です。


(C)久保帯人/集英社・RMBLEACH製作委員会2016

田下愛


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