ティム・バートン監督来日で又吉が飛び、綾部が売り込む! 「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」公開直前イベント
ハリウッドの奇才・バートン監督を前にピースの2人が能力を発揮。渡米前で必死すぎる綾部さん。
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」などで知られるティム・バートン監督が、最新作「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」公開直前に来日。1月30日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催されたスペシャルイベントにお笑いコンビ・ピースの又吉直樹さん、綾部祐二さんとともに登場しました。
同作の宣伝隊長をつとめるピース。登場するとまず又吉さんが「相方の綾部さんがまだ日本にいてすみません」といきなりの謝罪。2人は2014年に開催された「ティム・バートンの世界展」でもオフィシャルサポーターをつとめ、その際、綾部さんが「作品に出してほしい」とバートン監督にお願いしましたが、「(身長が?)小さい」といわれてしまったそう。4月からアメリカへ渡る綾部さんは「ガチでお願いしたい。直談判しないと」と売り込む気満々ですが、今回は果たして……?
前回会ったことを監督は覚えていてくれているだろうか? とピースの2人が案じる中、ついにティム・バートン監督が登場。
綾部さんが「リメンバー?」とたずねると、「Yes」と答えてくれた監督。劇中に登場する少女・エマを意識した衣装の又吉さんの靴をほめるひとコマもあり、それに対し又吉さんも「エマおじさんです」とうれしそうでした
「東京は非常に多くのインスピレーションやアイデアを与えてくれる場所。また、戻ってこられてうれしい」と来日の喜びを語ったバートン監督。ランサム・リグズ作の小説「ハヤブサが守る家」を原作とする同作について、「自分も小さいころからとても変わった奇妙な子どもだといわれてきたので、人と異なるものが登場するこの作品はとても反応するものだった」と映像化の理由を明かしました。
すると、綾部さんは監督に「私はハリウッドスターになることが夢。あなたの作品に最初に出たい。何でもします」と押せ押せの猛アピール。
バートン監督からの「お芝居はできる? アクションは?」という質問に「イエス、イエス!」とやる気満々で答えていた綾部さん。しかし、時間の都合もあり、監督からの明確な返答はなし。まだ初級レベルと思しき綾部さんの英語力で、監督に熱意が果たしてどこまで伝わったのでしょうか……?
そして、この日のハイライトは、又吉さんが「ミス・ペレグリン」劇中の美少女・エマの能力“空中浮遊”を再現するパフォーマンス。
風が強い中、トレードマークのロングヘア―がバサバサと大変なことになりながらも、「気持ちいい。上にも照明さんがいてご苦労さまです!」とご満悦だった又吉さん。この驚きのパフィーマンスにバートン監督も「彼が金髪だったら完璧」と称賛の言葉を贈っていました。
映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」は、内気な少年・ジェイクが祖父の遺言をたよりに訪れたケルン島の屋敷で、美しくもミステリアスな女主人・ミス・ペレグリンと空中浮遊、怪力など奇妙な力をもつ子どもたちと出会うダークファンタジー。2月3日から全国ロードショーです。
(田下愛)
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