「時代遅れ」などとして2016年3月号からヌードグラビアの掲載をしない方針に転換した、雑誌「PLAYBOY」(関連記事)が、わずか1年でそれを失策だったと告白。2017年3・4月号では再びヌードグラビアが掲載されることになりました。
創刊者ヒュー・ヘフナーの息子でCCOのクーパー・ヘフナーは2月13日、SNS上で「最初にヌードグラビアが時代遅れとしたのは私だが、完全にやめてしまうのは間違いだった。ヌード自体が問題ではなかった。私たちはアイデンティティーを取り戻し、自分たちが何者なのか声をあげることにします」とメッセージ入りの画像を投稿しました。
3・4月号のPLAYBOYでは、モデルのエリザベス・エラムがトップレスで横向きに写り表紙を飾っています。この表紙ではバストトップを隠すように「Naked is Normal(ヌードは普通だ)」の文字が大きく印字され、SNS上ではハッシュダグ「#NakedIsNormal」を拡散させ復活をアピールしています。
1953年9月に創刊された同誌には、マリリン・モンロー、マドンナ、シャロン・ストーンなどのヌードグラビアが掲載されてきました。Instagramのコメント欄には「プレイボーイさん、ヌードの写真やめたのかと思ってたよ」「俺は40年間買い続けているんだ、戻ってきてくれてうれしい。プレイボーイに幸あれ!」と喜びの声が寄せられたほか、「#NakedIsNormal」のハッシュタグだけを見てヌードグラビアの復活を知らず「ヌードが普通なら何で掲載しないんだ? ヌードが戻ってくるまで買わない」などとコメントしているファンも。いずれもPLAYBOYのヌードグラビアが多くのファンに待ち望まれていたことがうかがえるものでした。
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