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DMM「カオスサーガ」、スクエニへの著作権侵害を認め謝罪 「FF」シリーズのデータ25点を無断流用

わずか26時間で終了した、ある意味“伝説”のゲームでした。

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 DMM.comおよびブライブは8月4日、昨年(2016年)終了したオンラインゲーム「カオスサーガ」について、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー」シリーズに対する著作権侵害があったとしてあらためて謝罪しました


カオスサーガ 「カオスサーガ」公式サイト(現在は消滅)

 「カオスサーガ」はブライブが提供、運営していたオンラインゲームで、「DMM GAMES」上で2016年11月15日にサービスを開始。しかしスタート直後から、ネット上では「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデータがそのまま流用されている――との指摘が相次ぎました。その後“諸事情により”との理由で、運営側は翌16日に突然のサービス終了を発表(関連記事)。わずか26時間30分(メンテナンス時間を除くとプレイできたのは実質約21時間)での終了は、国内オンラインゲームでは最速といわれています。


カオスサーガ サービス終了後のトップページ


 両社は当初、権利侵害の具体的な内容までは公開していませんでしたが、今回の発表によれば、やはり「ファイナルファンタジー」シリーズからのデータ流用が確認されたとのこと。データが流用されていたのは「ファイナルファンタジーXI」「ファイナルファンタジーXII」の2作品で、NPCやモンスターのモデリングデータなど、合計24件の著作権侵害があったとしています。



 両社は今回の件を受け、スクウェア・エニックスおよび関係者に「多大なご迷惑をおかけしました」と謝罪。今後は社内のチェック体制を強化するなど、再発防止に努めていくとしています。



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