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【マンガ】メガネが「悪魔の道具」だった時代がある

「目が悪くなるのは神が与えた試練」。

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 10秒で読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回もサクッと短い雑学3つをお送りします。


雑学その1:かつてメガネは「悪魔の道具」だった

 眼鏡が発明されたのは、13世紀後半のイタリアといわれています。教会の力が強かったこの頃のヨーロッパ社会では、「目が悪くなるのは神が与えた試練であり、耐えるべき」という考えがあり、それにあらがうメガネは「悪魔の道具」とみなされていました。

 日本には16世紀に、イエズス会の牧師、フランシスコ・ザビエルが来日し、周防の国(現在の山口県)の国主である大内義隆に贈ったものが最初とされています。



雑学その2:棒高跳びの棒、実は「長さも太さも自由」だった?

 競技をやっている人以外は、普段あまり目にすることもない「棒高跳びの棒」。実は「長さも太さも自由」なのです。マンガに描かれているような裏技は存在する……のか……?(しません)

 選手はそれぞれ自分用のマイポールを使用するため、体格などにあわせて微妙に調整されています。なんとなく太いポールのほうが安定しそうですが、太すぎると重くてうまく助走が取れないため、そんなに単純ではないとのこと。材質も自由ですが、ほぼみんなグラスファイバー製を用いているそうです。



雑学その3:ウルトラマンのいる「M78星雲」が実在するって知ってた?

 初代ウルトラマンらの故郷は「光の国」がある「M78星雲」という設定になっていますが、この名を冠した本物の星雲があります。オリオン座の中央に並ぶ3つ星の隣にあり、望遠鏡などを使えば、ちゃんと見ることができます。

 名前の由来は、18世紀フランスの天文学者シャルル・メシエが作成した「メシエカタログ」。星雲、銀河などをまとめたこの資料に78番目の天体として掲載されていることから、「メシエ」の頭文字「M」と「78」を組み合わせた「M78星雲」と呼ばれています。

 ただし、ウルトラマンが住む「M78星雲」は、あくまでも現実世界から名前を借りた架空の存在。本物の「M78星雲」は紫外線が強く、実際には生命が住めるような環境ではありません。うーん、ちょっと残念。



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