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指紋認証を悪用した悪質広告が話題に 広告タップ → 指紋認証起動 → 触ってしまうと週5500円の定期購入発生

しかも定期購入。【訂正】

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 スマートフォンの指紋認証を悪用した、悪質な広告がTwitterで確認され、話題になっています。投稿者によると、広告をタップし、ホームボタンに触れただけで指紋認証が行われ、5500円のアプリを購入したことになってしまったとのこと。しかもアプリは1週間ごとの継続課金になっており、放置しておけば毎週ごとに5500円が請求され続ける仕組みになっていたようです。


SNS 悪質広告 画像提供:えぴたん(@epitan25)さん

 問題のアプリは「Dora - Photo Editor」というアプリとみられています。投稿者によると、広告をタップしたところすぐに指紋認証画面が立ち上がり、スクリーンショットを撮るためにホームボタンに触れたところ、すぐに課金完了になってしまったとのこと。編集部ではこの広告を発見することができませんでしたが、投稿者はTwitterで1回、Instagramで10回程度確認したといいます。

【訂正:2018年6月1日8時 ※当初、アプリが名前を変えて再配信されていると表記していましたが、誤りだったため訂正しました】


SNS 悪質広告 問題のアプリ(画像はApp Storeより)

 広告の内容はアプリを使用したときの効果を取り上げたもので、女性の肌を白くしたり、腕にタトゥーを入れる編集をしたりなどの加工を行う様子を映した動画だったそうです。

 このツイートはすでに3万回以上RTされ、「怖い」「なぜこんなものが審査を通過するのか」といった声のほか、Instagram上で同じ手口の被害にあったとする意見も寄せられています。

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