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【マンガ】実は「手(hand)」ではない サッカーの反則「ハンド」は“あの英単語”の略

ボールを手で触らなくても、「ハンド」になる。

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 サッカーといえば、基本的に足を使ってボールをゴールまで運ぶスポーツ。「故意に手(英語でハンド/Hand)で触れると、その名の通り『ハンド』という反則になる」とルールを覚えている人も多いのでは? しかし、このハンド、本当は手を意味する言葉ではないのだとか。

 今回は、スポーツに関する雑学をまとめてご紹介します。

サッカーの反則「ハンド」は「手」じゃない、って知ってた?

 サッカーの反則「ハンド」は手ではなく、操作を意味する「ハンドリング(handling)」の略。腕で意図的にボールに触れた場合も、ハンドとしてペナルティーを受けることになります。

 また、2018年のルール改正までは「持っているものでボールに触れる」「ボールに物を投げつける」といった行為もハンドとして扱われていたとか。「直接触っているわけではないけど、ハンド」という状況がありえたというわけですね。

※新しい競技規則は2018年7月から順次適用。



軟式テニスが日本で生まれた“ちょっと切ない理由”

 硬式テニスは1874年にイギリスで誕生し、数年後には日本にも紹介されたといわれています。しかし、当時の日本は明治時代初期にあたり、残念ながら国内でテニスボールを作ることができなかったとか。かといって輸入するにも高価だったため、代わりにおもちゃのゴムボールが使われるようになったそうです。

 この“テニスボールがないなら、別のボールを使えばいいじゃない”という工夫から生まれたのが、軟式テニスという日本独自の競技。1890年には国内企業による専用ゴムボールの製造がスタートし、早稲田、慶応ら4校による対抗戦が人気を集めるほど普及していたといいます。



相撲界に存在する「力士に胴上げされなければならないお仕事」

 TV中継では放送されませんが、相撲観戦に行くと取組が終わったあと、行司の胴上げが行われることがあります。大相撲では場所が始まる前に、興行の成功などを祈る「土俵祭」が催されるのですが、この際に土俵に降りてきた神様を天に送り返すために行うのが、この行司の胴上げ。

 興行最終日(千秋楽)では、表彰式が終わると「出世力士手打式」が行われ、まだ番付に四股名が載っていない新人力士たちが土俵に上がります。それから「神送りの儀式」に移り、新人力士たちが御幣(ごへい)という神祭用具を持った行司をワッショイ、ワッショイ。事前知識がないと、ちょっと不思議な光景に思えてしまうかもしれません。



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