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かっこえぇぇぇぇ 「HondaJet」ついに日本での型式証明を取得、2018年内にデリバリー開始(1/2 ページ)

日本でも既に10機以上の注文あり。お値段は約5億8000万円。

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 本田技研工業(ホンダ)の航空子会社・ホンダ エアクラフトは12月7日、国土交通省航空局から「HondaJet Elite」の型式証明を取得したと発表しました。

HondaJet Elite
HondaJet Elite(写真:ホンダ エアクラフト、以下同)

 HondaJetは、2015年にデリバリーを開始したビジネス層/富裕層向けの小型ジェット機。主翼の上面にエンジンを置いた独特の「Over-The-Wing Engine Mount」と呼ばれる構造を持ち、クラス最高水準とする最高速度や燃費性能、航続距離を実現しています。販売状況も好調で、The General Aviation Manufacturers Association(GAMA)の調査によれば、2017年1月〜12月、2018年1月〜6月には小型ジェット機のカテゴリーでは世界トップの販売数を記録しています(関連記事)

 航空機を量産して飛行させるには、各国の安全基準を満たしていることを証明する「型式証明」を取得する必要があります。同社ではこれまでに、HondaJetと、性能を高めた新型機HondaJet Elite(関連記事)を合わせて、米国のFAA(アメリカ連邦航空局)、EUのEASA(欧州航空安全局)のほか、メキシコ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、パナマ、インドで型式証明を取得しています。

HondaJet Eliteのコックピット
HondaJet Eliteのコックピット

 日本では、航続距離や静粛性、安定性などを向上した上位機種のHondaJet Eliteを販売します。2018年6月に日本における販売ディーラーとなる「HondaJet Japan」を通じて受注を受け付けており、既に10機以上の注文が入っているそうです。

(参考)HondaJet
(参考)HondaJet

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