4月5日公開の映画「麻雀放浪記2020」に出演するタレントのベッキーさんが、「クラブのママ」と「AI搭載アンドロイド」の“一人二役”を演じていることが明らかになり、アンドロイドver.のビジュアルが公開されました。こんなにニコニコしてないベッキー初めて見た。
小説『麻雀放浪記』(阿佐田哲也作)を大胆にアレンジし、1945年と2020年の2つの時代を軸に展開する同映画。ベッキーさんは、1945年では斎藤工さん演じる「坊や哲」が通っていた麻雀クラブのママである八代ゆきを、2020年では「坊や哲」の前に現れる謎のAI搭載アンドロイドであるユキを演じます。
全面にうろこ状の模様が施されたシルバーのボディースーツと、胸の下からウエストまでを覆っている黒のコルセット姿が特徴のユキ。顔には特別な装飾はされていませんが、元来の端正な顔立ちがアンドロイドの無機質っぽさと見事にマッチしています。
ベッキーさんのコメント
二役もやらせていただけて嬉しかったです。二役と言っても、“人間と人間”ではなく“人間とAI”なので、かなりやりがいがありました。AIに心はないけれど、AIなりの心の動きがほんの少し伝わったらいいなぁと思っています。
斎藤工さんのコメント
ベッキーさんは演じるを超えて、ほぼ“憑依”されていました。麻雀も体得されていて、特にAIユキのハマり具合は衝撃的。ベッキーさんにしか務まらない役柄でした。
白石和彌監督のコメント
ベッキーさん結婚おめでとうございます。麻雀放浪記2020の中でオックス(クラブ)のママ・八代ゆきとの二役でAIユキも演じていただきました。感情を持たない AIという難役で大変だったと思いますが、見事に演じてくれました。AIという役の経験は結婚には役立たないかもしれませんが、八代ゆきの妖艶さは是非とも結婚生活に役立ててください!
主演の斎藤工さんが構想10年をかけて再映画化を熱望した同作は、映画「孤狼の血」などアウトローな世界を描く名手・白石和彌監督とタッグを組み実現。1月に国会議員を対象にした試写会が行われた際には、「2020年東京五輪が中止になった日本」という設定が議員の間で物議を醸し、一部で「公開中止か?」と報じられるなど、ストーリー同様にどこまでも攻めたキワキワな姿勢が世間の耳目を集めました。
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アンドロイド研究の第一人者である石黒浩教授が監修しています。