トヨタオーストラリアが4月1日、フルオープン仕様のハイエース限定モデル「パイエース(PieAce)」をオーストラリア市場で限定販売すると発表しました。
パイエースはハイエース15年ぶりとなる同国市場投入を記念し、先日モデルチェンジしたセミボンネット仕様の「新型ハイエースバン」(関連記事)をベースに、ルーフをごっそり取っ払い、ソフトトップ付きのフルオープン仕様に仕立てた特別エディション。2座仕様のロングホイールベース構成から、最大12人乗車可能な通勤バスコミューター構成にこのソフトトップオープンのオプションを用意します。
さらに後部テールゲートの下に高火力の「パイオーブン」を内蔵します。パイをその場で焼けます。4つの調理ラックも備えます。
「一日中外出することが多い商人や宅配業スタッフが、ボリュームのある焼きたてミートパイで活気を養える。もちろん、ステアリングホイールのボタンでオーブンの温度を調整できるし、食べる準備ができたら知らせるアラームもあるので安心だ。クルマを停止してテールゲートを開けば格納式オーブンへ簡単にアクセスできるぞ」と同社担当者は述べています。
パイエースの価格は2019年5月発表予定の新型ハイエースの発表とともに告知する予定……だそうです。エイプリルフールねたですけれど。
何というか、ひと昔前のクルマ雑誌投稿欄でよく見かけた自作オープンな改造車のような「潔いぶった切り感」がイイですよね。
近年は大型のSUVをオープン仕様にした、何となく似たカタチと感じた「ランドローバー・レンジローバー イヴォーク コンバーチブル」は、これまでなかったスタイルとして富裕層に人気です。エイプリルフールといわずにホントに出したら面白いのに。
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