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脳ミソじゃなかった
カニミソの正体は「中腸線」。人で言えば肝臓(や膵臓)に当たる器官で、栄養物質の貯蔵や食物の消化に関係しています。
つまり「カニミソはカニの肝臓的部分」というわけで、アンコウのアンキモに相当すると考えられるでしょうか。カニミソがうま味の権化なのは、栄養がたっぷり詰まっているからでした。
では、カニの脳ミソはどうなっているのか? カニにも小さな脳ミソがありますが、私たちが想像するようなものとは少し違います。頭部神経節という目の近くに存在している器官がそれで、画像は以下のサイトから見ることができます。
参考
『甲殻類学―エビ・カニとその仲間の世界』東海大学出版部(朝倉彰 編著(2003))
- 元の記事:「カニミソ」はカニの何なのか?
他にもある! こんな雑学
- 「マンガで雑学」記事一覧
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