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2019年8月5日の株式市場で、ヤフー(東証1部)が大幅安。前営業日比40円康(-12.5%)の280円で取引を終えました。
前営業日の8月2日に発表した2020年3月期第1四半期(19年4〜6月)の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期から24.0%減の361億円にとどまりました。
前年同期にIDCフロンティアの売却益があった反動減もありますが、減価償却費・償却費、販促費、人件費が増加。増収は確保したものの、減益に。PayPayへの積極投資で損失を計上したこともあり、純利益も16.2%減の273億円にとどまっています。
事業別では、コマース事業は増収増益だったものの、広告関連サービスを含むメディア事業は、スマホアプリのプロモーション費用が増加したことなどから売上高は横ばい、営業利益は減少しました。
5日は取引開始から大幅に下げる展開に。一時は273円まで下げ、1月4日に付けた年初来安値(264円)に接近。地合の悪さもあって終日安値で推移しました。
ヤフーと子会社アスクルが対立していた問題は、ヤフーの議決権行使でアスクルの岩田彰一郎氏が社長を退任し、一応決着しました。ヤフーの親会社、ソフトバンクグループの孫正義社長はこれに対し、「ヤフーの手段に反対」するが、「ヤフーの独立性を尊重し、ヤフー執行部の判断に任せている」というコメントを発表しています。
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会社の負担が大きいため、とのことです。