某所で捕まえた「魂らしき何か」を車内に設置 未来都「霊感タクシー」が今夏も大阪府内に出現、8月31日までの期間限定

ランタンに封じ込められた「魂らしき何か」とはいったい……？

[エンジン，ねとらぼ]

　大阪のタクシー会社「未来都」が、夏らしい「涼」を提供するネタタクシー「霊感タクシー」を期間限定で運行。「霊感タクシー〜霊輪の呪縛編〜」と題して、これまで以上のガチっぷりで注目を集めています。

あの霊感タクシーが今年も登場

　霊感タクシーというのは、個性的な企画で利用者を楽しませることを目的とする「めっちゃええやん！　タクシープロジェクト」の一環として、怪談や心霊現象などから得られる「涼」をテーマにしたネタタクシー。2018年の夏に初めて実施され、その秋にはハロウィン編が実施されるほどの好評を得ています。

　今回の目玉は車内に設置された「ランタン」。これは未来都のスタッフが大阪府内に点在する心霊スポット（場所は非公表）を巡り、現地で集めた「魂らしき何か」を封印しているとのこと。いったい何が封じられているのかは不明ですが、いわくのついた得体の知れない物が、自分と同じ空間にあるというのはひんやり度高いですね。

某所にて「魂らしき何か」を集める未来都スタッフ。　前回、前々回までは大阪らしい「ボケとツッコミ」の精神で、笑える小ネタという感じだったのに突然のガチ化にちょっと引く

【体験レポ2018】大阪で目撃情報相次ぐ「霊感タクシー」正体は――　利用者からは「大阪を感じる」と意外に好評

　ただ怖いだけでなく、車内には竹製の”冷”感シートが設置され、乗客には塩分タブレットをプレゼントするなど、暑さ対策もなされているので、じっとりと暑い大阪の夏を涼しく過ごせそうですね。

夏らしい涼を感じられる車内

　さらに、BGMや運転手がホラーテイストで乗客を迎える「お化け屋敷仕様」にカスタマイズされたタクシーも運行。特別仕様タクシーは同社が所有しているタクシー全642台のうち1台のみとなっており、通常のタクシーと見分けるために「霊感」マークが取り付けられているそうです。

　霊感タクシーの運行期間は8月31日まで。予約は不可となっており流しでの乗車しかできませんが、料金は通常タクシーと同じです。

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（エンジン）