首吊り鳥居、古戦場跡、血を流す松 三和交通「心霊タクシー」ツアーにガチ突撃! 取材班のカメラに写り込んだこれはいったいNMR ねとらぼミステリー調査班(1/6 ページ)

やだ怖い。

» 2018年07月15日 21時00分 公開
[高橋ホイコねとらぼ]

 本当に出たらしい。見たことがある。夏になると誰かが囁きはじめるまことしやかな噂たち。その真相を確かめるべく、「見た」とタクシー運転手たちが声をそろえるガチ心霊スポットを巡る三和交通タクシーの名物企画「心霊スポット巡礼ツアー」を体験してきました。

 本レポートは体験したものをそのまま紹介しています。万が一、読後に霊障や怪奇現象が発生しても当社、および「ねとらぼ」は一切関知いたしません。すべて自己責任であることをご了承いただいた上でお読みください。

心霊 写真 タクシー 三和交通 車内 ミステリー調査班、出動です

真夜中にやばいスポットを巡る人気企画、三和交通タクシー「心霊スポット巡礼ツアー」

 ここでよく、人が首を吊ってるんだよ……。ここのトンネル、白い服をきた女が立ってるんだよ……。三和交通タクシーの運転手が“出る”と噂のスポットへ案内してくれるツアー。それが「心霊スポット巡礼ツアー」。

 噂の絶えない心霊スポットの数々を2〜3時間、コースによっては5時間半かけてタクシーで巡るというというもので、今年のツアーパッケージはすでに完売したという絶大な人気を誇る名物企画となっています。

 今回、三和交通の粋な計らいで実際にツアーを体験させていただくことに。さらに今回だけ特別に秘密のスポットにも案内してくれました。その場所はシャッターボタンを押しただけで、次々と写り込んでくるそうな……。

 果たして私は無事に帰りつくことができるのでしょうか。

心霊 写真 タクシー 三和交通 車内 運転手の手元が仰々しい

 心霊スポット巡礼ツアーは東京、横浜、多摩、ふじみ野の4カ所から地域を選べますが、今回はふじみ野の心霊スポットを巡るコースを体験しました。通常のツアーは所沢駅出発ですが、今回は取材のため三和交通の営業所からスタート。

 ツアーを案内をしてくれた運転手は菅井さん。わりと「見える」タイプの人なんだそうで、その実力やいかに。(のちにホイコ隊員は「菅井さん、オススメです」と断言していました)

三和交通 事業所 埼玉にある三和富士交通に来ました

 「写真を撮ると体の一部が消えていることはよくある」とは事前に聞いていましたが、シャッターを切る瞬間に足をあげたり、腕を振ったりと、何かしら人為的な演出でそうなるんだと思っていました。

 しかし、どうもそうじゃないらしい。過去に起きた出来事を話す運転手の話し方に嘘をついている感じはなく、演技のようにも見えません。

タクシー 三和交通 黒

 運転手がつらつらと話し始めた噂話。それは男女数人のグループを案内したときのこと。

 心霊現象が好きな客というのは「あぶないですよ」と忠告しても、むしろ面白がってどんどん奥に入っていってしまうそうで、運転手は仕方なく車で戻ってくるのを待っていたそう。しかし、いくら待っても……客たちがなかなか帰ってこない。仕方なく様子を見に行くと……。

 どうも彼らは記念撮影をしていたそうで、写り具合を確認しようとその場で撮った写真を見たところ、とあるメンバーの首がなくなっていたそう。霊感の強かった人は「写真を撮る瞬間に目の前を何か通り過ぎていった」と証言し、写真に首が写らなかった当人は腰が抜けて動けなくなっていたそうです。

 「そういった事例もあるんですねー、演出ですよね?」と聞くと、運転手はただ黙って首を横に振る。おい、まじか。

       1|2|3|4|5|6 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた