横浜流星が今夜、愛の告白! 終盤に突入した「4分間のマリーゴールド」、納得いかなかった8話の「かすかな光」説にツッコミ入れてみた(1/2 ページ)
手のひらを重ねると運命がわかる→今すぐ自殺→わかっていた運命が狂う→沙羅の運命も変わる、え?
福士蒼汰、菜々緒主演の「4分間のマリーゴールド」。人の「死の運命」が見える救急救命士・みこと(福士蒼汰)と、余命1年の義姉・沙羅(菜々緒)との禁断の愛を描く物語もいよいよ終盤。
第7話のラストで、ついに沙羅が倒れてしまい、視聴者にも緊張が走ったが……先週放送された第8話のラストでは「迷走神経反射失神」と診断される。これは立ちっぱなしで絵に集中していたため、自律神経系の失調が起こり、失神やめまいなどの症状が起こるもので、休養すれば治るもの。沙羅の死の運命とは関係なかったよ!
第8話は、仕事で海外に行きっぱなしの母親・麻生祐未が家に帰ってくるお話だった。視聴率はまた下がって6.4%。
母に明かされる死の運命
フリーカメラマンで海外に行きっぱなしの母・理津(麻生祐未)が花巻家に帰ってきた。みことと沙羅は、自分たちが結婚すると理津に切り出す。それを「おめでとう!」とあっさり認める理津。しかし、みことの特殊能力と沙羅の死の運命については言えないでいた。そりゃそうだ。
日本に帰ってきても忙しそうな理津。沙羅はそんな母が好きだと語る。
「私、子どもがはしゃぐみたいに家を飛び出していくお母さんが見たいの。昔から、そういうお母さんが大好きなんだよね」
自分の死の運命について知ったら、母親はどこにも行かなくなる。だから切り出せないと言う沙羅。沙羅は子供の頃、母親に作文を書くという宿題でこんなことを書いていた。
「お母さん きれいな写真をありがとう お土産たくさんありがとう 帰ってきてくれてありがとう」
健気だ。そんな沙羅をずっと不憫(ふびん)に思っていた長兄の廉(桐谷健太)は理津を「ババア」とののしり続ける。末弟の藍(横浜流星)は心配そう。急に翌日、仕事でモロッコへ発つという理津に、みことが切り出す。
「沙羅はこのままじゃ、もうすぐ死ぬ」
「え? 何言ってるの?」
「俺には人の最期の瞬間が見えるんだ。こう手を重ねた相手の死ぬ瞬間の景色が」
「やめてよ! 急にそんな冗談みたいなこと言うの!」
まぁ、そんなオカルトめいたことを急に言われても信じられないよね……。ちなみに原作では理津に沙羅の死の運命とみことの特殊な能力については明かされない。そのほうが自然だとは思う。
強い思いが死の運命を変える!?
戸惑ったままの理津に、廉は子どもの頃からずっと母親の不在に耐え、あまつさえ感謝していた沙羅のことを伝える。だから切り出せなかったんだよ、と。
翌朝、家族で朝食を食べているところへ思いつめた表情の理津が現れ、みことに手のひらを突き出して、「みこと、私の運命見て」と言い始めた。
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