マスクを着用する日が増え「メイクが崩れる……」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
コスメコンシェルジュのライターがお悩み解決方法とおすすめアイテムを解説します。今回は、崩れにくいメイクアップのコツや、アイメイクのポイントをご紹介!
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Q.マスクにファンデーションがついてしまう……どうすればいい?
マスクを外したときにファンデーションがべったり色移りしていること、ありませんか? そんなときはフェイスパウダーを使うことで、マスクへのファンデーション移りを防ぐことができますよ。
ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーを使うと、ファンデーションを定着させてメイクの持ちをよくし、崩れにくくできます。ツヤ肌派という方にも、マスクの際は是非使っていただきたいです。
フェイスパウダーは、ブラシやパフにしっかり含ませて、クルクルと軽くなでるように塗ることでムラにならず、均一に肌に乗せられます。小鼻など、テカリが気になる箇所は多めに乗せてもOKです。ツヤが欲しいときはブラシで薄く、マットに仕上げたいときはパフを使うなど、ツールを変えると、好みの仕上がりに調節できます。
プチプラでおすすめなのは、イニスフリーの「ノーセバム」シリーズ。パフが内蔵された小さなパッケージで持ち運びがしやすく、細かいパウダーが肌をきめ細かく見せてくれます。
テカリや毛穴、乾燥、カラー付きなど目的に合わせて選べる種類の豊富さと、お手頃さもうれしいポイント。蓋の内側にパウダーを出してパフになじませると、しっかりと粉を含ませられますよ。
個人的にイチ押しなのはローラメルシエの「ルースセッティングパウダー トランスルーセント」。常にストックをしているほどのお気に入りアイテムです。
とにかく粉が細かく、ぴったりと肌に密着し、透明で白浮きしないのがこのアイテムの特徴。ブラシでなでるように付ければ内側からツヤが出てヴェールをかけたような仕上がりに、パフで付ければナチュラルなのにしっかりとテカリを抑えてくれます。
乾燥しづらくメイクキープ力も高いため、マスクのシーズンには特に活躍してくれます。少量で仕上がるので、コスパが良いのも高ポイントです。
Q.マスクのときは、アイメイクも変えるべき?
マスクをしているとき、いつものアイメイクだとなんだかぼんやり見えてしまうこと、ありませんか? そんなときは、マスクで隠れない目元をポイントに、眉やアイライン、マスカラで「線」を意識したメイクをすることで、凛とした印象を作れます。
眉はアイブロウぺンシルでベースの形を作ってから、パウダーを乗せて形を整えるのがおすすめ。パウダーを濃いめのグレーやブラウンにすると、よりシャープな印象に、ピンクブラウンやカッパーブラウンにすると、ふんわりとした印象にできます。
雰囲気を変えたいときは、お手持ちのブラウン系マットアイシャドウを眉パウダーとして使ってみるのも良いでしょう。一度手の甲に出して、発色の具合を調整してから乗せるとつけすぎを防げます。
アイラインはにじみにくいジェルタイプのペンシルで、「線を描く」というよりは「まつ毛の隙間を埋める」のを意識して描くのがおすすめです。リキッドよりソフトな印象を残しながら、目元を締まった印象にできます。
真っ黒だとキツくなりすぎてしまう…という方はダークブラウンなどのカラーを使うと、ふんわりとした印象を残しながらもキリッとした目元を作れますよ。
おすすめアイテムは、プチプラでブラック〜ブラウンのカラーバリエーションが豊富なキャンメイクの「クリーミータッチライナー」。細い芯でスルスル描けて、乾く前ならぼかすこともできるので、ナチュラルにもしっかりラインにも使えます。(関連記事)
Q.マスクをしているとまつ毛のカールが落ちやすい……
マスクをしているときはアイメイクだけでもきちんとしたい、でもマスクの隙間から漏れる水蒸気でまつ毛のカールが落ちてしまう……とお悩みの方も多いのでは? そんなときは、マスカラベースを使うのがおすすめです。
ビューラーの後に、カールキープ力の強いマスカラベースをしっかりとつけて乾かすことで、まつ毛のカールが落ちにくくなります。マスカラも、カールタイプを使うのがおすすめです。
マスカラをつける際は、まつ毛の重みで下がりにくいようにするのがポイント。根本に重点的に付けてから、スッとカールに合わせて引き上げるように付けると良いでしょう。ダマが気になる場合は、マスカラコームを入れることでスッキリとしたまつ毛に仕上がります。
おすすめアイテムは、キャンメイク「クイックラッシュカーラー」。根本からしっかり付けられ、カールキープ力にも定評があります。下地としてだけでなく、トップコートとしても使えるので、より強力にキープしたい場合は重ね付けするのもおすすめです。4月に発売されたばかりの同シリーズのロングタイプマスカラと重ねれば、さらにカールをしっかりとキープできますよ。
Q.リップメイクはどうしてる?
マスクにリップカラーがついてしまうのも気になるし、見えないし……と省略してしまいがちなのがリップメイク。しかし、飲み物を飲むときなど、マスクを外す瞬間は意外とあるものです。
マスクを汚さずに唇の血色感をキープするには、色持ちの良いティントタイプのリップを使うのがおすすめ。ポンポンとぼかすように馴染ませておくとマスクにつきにくく、顔色が悪い印象も回避できますよ。
ペリペラの「シュガーグロウティント」、メイベリンの「スーパーステイ マットインク」はしっかりと色付いて色持ちがよく、色移りしづらいのでマスクメイクにおすすめです。
どちらも発色が良いため、顔から浮いてしまう……という方は一度手の甲に出して指でポンポンと付けていくと色を調節しやすいです。2品ともかなり落ちにくいので、クレンジングのときはポイントメイクリムーバーを使ってこすらず優しく落としてくださいね。
ティントが苦手……という方は、マスクにつきづらいやや固めの質感の色付きリップを常備しておくと便利です。鏡がなくても失敗しにくいので、必要なときにさっとメイク直しができますよ。
ニベアの「リッチケア&カラー」は、色展開も6色と豊富で、お気に入りのカラーを見つけやすいアイテム。どれも発色しすぎず、サラッとつけやすい色合いです。容器が細身のため塗りやすく、ポケットやデスクの引き出しに入れておくのにもおすすめですよ。
マスクをつけていても、工夫次第でメイクはたのしめる
何かとマスクが手放せず、メイクを思いっきりたのしめない日々が続きますが、アイテムの選びや使い方次第で、崩れにくくきれいなメイクができます。毎日のメイクで、少しでも気分を上げていきたいですね!
かいじんちゃん:CSCA認定16タイプ・パーソナルカラーアナリスト、コスメコンシェルジュ、顔分析鎌田塾メイクアップアーティストコース卒業の化粧オタク兼地下アイドルオタク。会社員をやりながら、日々好きなアイドルに似合うメイクと色を勝手に研究している。
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