ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

え? 生産終了? 27年の歴史に幕、レクサスの高級スポーツセダン「GS」に最後の特別仕様車(1/2 ページ)

2020年8月に生産を終了します。【写真13枚】

advertisement

 レクサスは、高級スポーツセダン「GS」を2020年8月に生産終了すると発表しました。最後の特別仕様車として「Eternal Touring」を6月1日に発売します。価格は750万円(税込)からです。

レクサス GS 生産終了
レクサス・GS “Eternal Touring”(写真:トヨタ自動車、以下同)

 GSは、トヨタ「アリスト」のレクサス版として1993年に登場。日本でレクサスブランドの展開が始まった2005年には、3代目GSが第1弾として発売されました。

 現行型は2012年登場の4代目。今やレクサスの顔として定着した「スピンドルグリル」(関連記事)を初採用したモデルでもあり、2015年には「日常からサーキットまで走りを楽しめる」という高性能化したスポーツ仕様の「GS F」も登場しました。

 レクサスのセダンラインアップにおいては、GSは最上位モデル「LS」に次ぐポジションでしたが、それぞれ方向性は大きく異なります。偉い人の送迎に使う運転手付きのショーファーカーとされるLSに対し、GSは自分でハンドルを握っても楽しめるドライバーズカーとして、高級スポーツ路線で作られてきました。

 一方レクサスセダンの2番手としては、長らく日本市場には導入されていなかった「ES」(関連記事)という静粛(せいしゅく)性や快適性を重視したFFの高級セダンが2018年に初上陸。GSはナンバーツーの座を明け渡す形での引退となります。

レクサス GS 生産終了
(参考)スポーツ仕様のGS F

 最後の特別仕様車となる「Eternal Touring」は、長距離のドライブ旅行を楽しむグランドツーリングカーとして歴代GSに込められてきた思いを表現した仕様といえます。

 通常モデルに対して、スポーツグレード「F SPORT」用のスピンドルグリルやアルミホイールに専用のブラック塗装を施し、グリルフレームやガーニッシュも漆黒メッキでまとめた「渋い大人のスポーツセダン」に仕立てました。

 落ち着いたルックスに鮮やかなオレンジのブレーキキャリパーが映え(GS450h/GS350)、走行性能の高さと秘める迫力をさりげなく主張します。

レクサス GS 生産終了
Eternal Touringの内装 「GS F」で好評のアルカンターラ表皮やカーボンオーナメントパネルを採用
レクサス GS 生産終了
オレンジ色のブレーキキャリパーを実装


フォトギャラリー

レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了 レクサス GS 生産終了

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る