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ケムコのPS4/Switch用RPG「リベンジ・オブ・ジャスティス」に“類似”指摘 → 「シナリオ、設定、セリフを参考にしていた」と謝罪
どうにか解決したようで良かった。
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ゲームブランド「ケムコ」を運営するコトブキソリューションは、3月26日に発売したPS4/Nintendo Switch用シミュレーションRPG「リベンジ・オブ・ジャスティス」について、フリーのシミュレーションゲーム「ハルスベリヤ叙事詩2」から無断で参考にして作った部分があったことを認め、「ハルスベリヤ叙事詩2」のゲーム作者に謝罪したことを明かしました。
同社で調査を行ったところ、開発会社のシティコネクションにおいて、「ハルスベリヤ叙事詩2」のシナリオ、設定、キャラクターの設定、セリフ内容を参考にした部分があったのが判明したとのこと。コトブキソリューションとシティコネクションは、「ハルスベリヤ叙事詩2」の作者であるやしおじさんに面会し謝罪。やしおじさんは謝罪を受け入れ、ゲームの販売継続を了承したとのことです。
「ハルスベリヤ叙事詩2」はフリーゲーム「ヴァーレントゥーガ」の拡張シナリオとして発表されたタイトルで、個性豊かなキャラクターやシナリオが高く評価されていました。
ネット上では「リベンジ・オブ・ジャスティス」が発売されるなり、その類似性から「盗作ではないか」という声や、やしおじさんが匿名で「リベンジ・オブ・ジャスティス」の制作に参加しているのでは? との臆測が流れていました。両社は謝罪声明において、やしおじさんが「リベンジ・オブ・ジャスティス」の開発とは無関係である点をあらためて明記しています。
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