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首都圏の朝と夜が変わる JR東日本、終電の繰り上げ・始発の繰り下げを盛り込んだ2021年春のダイヤ改正案を発表

東京100キロ圏内の各路線で実施されます。

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 JR東日本は2020年9月3日、終電の繰り上げ・始発の繰り下げを盛り込んだ2021年「春のダイヤ改正」の方針案を発表しました。

JR東日本 2021 春のダイヤ改正 終電 繰り上げ
2021年春のダイヤ改正で終電の繰り上げ・始発の繰り下げを決めたJR東日本

 JR東日本によると、2021年の春に実施するダイヤ改正で、東京100キロ圏内の各路線で終電時刻の繰り上げを実施。終着駅への到着時間を現行より30分ほど早めるダイヤとなり、概ね深夜1時頃には運行を終了する見込みです。

 終電の繰り上げに合わせて、一部路線では始発の繰り下げも検討されています。

JR東日本 2021 春のダイヤ改正 終電 繰り上げ
JR東日本のプレスリリースより
JR東日本 2021 春のダイヤ改正 終電 繰り上げ
JR東日本のプレスリリースより

 このダイヤ改正は、線路の保守や設備工事といった「終電から始発まで」の夜間に行われている作業時間を拡充する狙いがあり、昨今は作業員数が減少傾向であるのに対して、必要とする作業時間が増加傾向にあるためと理由を説明しています。

 春のダイヤ改正では、JR東日本だけでなくJR西日本でも終電の繰り上げが決定しており、8月26日付けプレスリリースで詳細が明らかにされていました。

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