こ、これがボルボー!? 「ボルボ P1800 シアン」登場、1960年代の名車が現代技術で衝撃の復活(1/3 ページ)
かっこよすぎる……! 「ただ者じゃない」感ハンパないです。
何これ、かっこよすぎる……! スウェーデンのシアンレーシングが、2ドアスポーツクーペ「ボルボ P1800 シアン」を発表しました。
シアンレーシングは1996年設立のレーシングチーム。世界ツーリングカー選手権(WTCC)や世界ツーリングカーカップ(WTCR)などのモータースポーツ活動に加え、ボルボの高性能モデル「ポールスター」の開発に参画したことでも知られます。
P1800 シアンは、「もし、1960年代にシアンレーシングが公道仕様の高性能マシンを製造したらどうなるか」をコンセプトに作られたスポーツクーペ。ベースは1961年に発表されたボルボの名車「P1800」。「ボルボと言えば……」で思い出すデザインとは恐らく大きく異なる、丸みがありロングノーズのクラシカルな佇まいに、カーボンボディーやシャシー、強力なエンジン、足回りなど現代の技術やチューニングを施して生まれました。
カーボン素材のボディーやレースで培った軽量化技術を駆使して、重量はわずか990キロ。エンジンはWTCCマシン「S60 TC1レースカー」ベースの2リッターの直4ターボで、最大出力420馬力(308kW)の強力なパワーを発揮します。
このように機械的な部分は最新技術で進化させつつも、「当時のマシンを操る楽しさ」を重視して電子制御系は徹底排除。横滑り防止機能(スタビリティコントロール)やABSは非搭載。ブレーキ操作を補助するブレーキブースターなども備えないようです。
同社はP1800 シアンを本当に市販する計画で、最低で50万ドル(約5300万円)からとのお話。「具体的な仕様や価格は、購入希望者に伝える」とのことです。お値段はそれなりに高そうですが、気になった人は連絡してみては……!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- おぉぉ!! アレは幻のあの旧車……え、違うんかぁぁ? 再現度高すぎ「ケンメリGT-R」「2000GT」スーパーレプリカのオーラがすごすぎる
デザインは古き良きあの時代のまま、中見は安心の現代仕様。ってのがいい。 - あの「ランチア・ストラトス」が現代に蘇る!? 新生ストラトスがジュネーブモーターショーで市販モデルを披露、生産数はわずか25台
復刻版ランチア・デルタとの共演が見たくなる。 - 何て美しすぎるEVなんだ ジャガー、あの「Eタイプ」のEV版を本当に市販化
これマジで売リ出すジャガーさんすごい。【写真11枚】 - なぜこんなにカッコいいのか プジョーが発表、「1960年代デザイン」の自動運転EVコンセプトカー
1968年登場「プジョー・504 クーペ」がモチーフ。 - 見た目はあのクラシックミニ、でも実は……!! 「オートモビルカウンシル 2020」で見つけたビックリ新型車
すごいクラシックミニが販売されていました!